研究課題/領域番号 |
10045039
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水工水理学
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研究機関 | 長岡技術科学大学 |
研究代表者 |
福嶋 祐介 長岡技術科学大学, 工学部, 教授 (40111661)
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研究分担者 |
細山田 得三 長岡技術科学大学, 工学部, 助教授 (70262475)
早川 典生 長岡技術科学大学, 工学部, 教授 (70143815)
沈 永明 大連理工大学, 海岸和近海工程, 教授
孫 昭晨 大連理工大学, 海岸和近海工程, 教授
邱 大洪 大連理工大学, 海岸和近海工程, 教授
犬飼 直之 長岡技術科学大学, 工学部, 助手 (80293249)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
2000年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1999年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1998年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 潮流 / 密度噴流 / 乱流 / 拡散 / 風成流 |
研究概要 |
感潮水域における、排水拡散の問題を、排水の運動量が卓越する排水口付近の近接と、周囲潮流と乱流拡散が卓越する遠方領域とに分けて研究を進めた. 近接領域の問題では密度成層を伴う非一様水域で、かつ潮流のある一般的な三次元の場合について、噴流(密度噴流と呼ばれる)の拡散を、流速分布と密度分布に相似則が仮定できるとし、基礎方程式を積分して連立常微分方程式の形に直し、また連行係数について一般的な形を導いて、広い条件のもとで解を求めることができることを示した.また、潮流場に直角に排水が流入する問題について、応力代数型乱流モデルを用いて三次元基礎微分方程式を積分して解析する方法を開発した. 遠方領域の問題としては、三次元潮流拡散モデルを開発し,中国の渤海湾、大連湾および杭州湾における潮流拡散およびそれによる海水交換を求めて考察した.これにより、中国での潮流拡散問題の解析技術に大いに貢献することができた.また、数値誤差の生じやすい移流拡散方程式の積分について、高次の分割積分方法を開発し、高精度を得られることを示した.
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