研究課題/領域番号 |
10045044
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
無機工業化学
|
研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
中林 一朗 (2000) 徳島大学, 工学部, 教授 (70035624)
森吉 孝 (1998-1999) 徳島大学, 工学部, 教授 (40035598)
|
研究分担者 |
田中 均 徳島大学, 工学部, 教授 (40127840)
村上 理一 徳島大学, 工学部, 教授 (00112235)
本仲 純子 徳島大学, 工学部, 教授 (40035811)
金崎 英二 徳島大学, 工学部, 助教授 (50116802)
水口 裕之 徳島大学, 工学部, 教授 (00035651)
中林 一朗 徳島大学, 工学部, 教授 (70035624)
|
研究期間 (年度) |
1998 – 2000
|
研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,900千円)
2000年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1999年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1998年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
|
キーワード | エコマテリアル / 新材料 / 機能性材料 / 先進材料 / 材料工学 / 材料科学 / ナノ材料 / 低次元固体 / 材料 |
研究概要 |
リチウム二次電池の正極材料LiCoO_2よりも安価で、資源として豊富なLiNiO_2系材料の合成と評価を行った。NiサイトにMnを20wt%固溶させると、充・放電時の結晶系も安定化し、サイクル特性が向上した。透明導電性薄膜、ITOに匹敵する電導性が、ZnO-In_2O_3系スパッタ膜で得られた。ダイオキシン発生を抑制する燃焼触媒として、ゲーサイト(α-FeOOH)を前駆体として、使用した場合、低温でも完全燃焼する事が明らかとなった。また、ゲーサイトの熱分解機構、燃焼機構について検討した。(中林)今日、使用済みプラスチックスの廃棄、燃焼については、炭酸ガス、ダイオキシンなど環境汚染物質の発生と関連して、大きな社会問題となっている。本研究では、特に生分解性が期待できる環境保全プラスチックスを合成し、その重合反応機構と生分解性について調べた。(田中)環境汚染物質の測定法について検討した。また、これらについてオークランド大学Jim B.Metson準教授らのグループと討議を行なった。(本仲)ポーラスコンクリートの水質浄化機能の向上には高炉スラグおよび人工ゼオライトの使用が有効であることを明らかにした。また,産業副産物であるフライアッシュを高流動コンクリートへ多量使用する場合の問題点である硬化遅延には,硬化促進効果を持つ材料を適量添加することで解決できることを明らかにした。(水口)層間を有機、無機及び金属錯体陰イオンで修飾したナノ複合材料である層状複水酸化物を用いて、環境保全システム構築用材料開発を行った。(金崎)アークイオンプレーティング法、マグネトロンスパッタリング法及びマイクロスパーク法をつかってSUS304ステンレス鋼の表面にセラミック薄膜を被覆して、疲労強度の及ぼす表面化異質の影響を系統的に調べた。その結果、SUS304ステンレス鋼が比較的低硬度鋼であることからセラミック膜のような高硬度鋼の被覆は疲労強度を向上させないことが分かった。(村上)
|