研究課題/領域番号 |
10045056
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
知能情報学
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研究機関 | 呉工業高等専門学校 |
研究代表者 |
長町 三生 呉工業高等専門学校, 校長 (50034327)
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研究分担者 |
川尻 武信 呉工業高等専門学校, 一般科目, 教授 (90149964)
石井 淳二 呉工業高等専門学校, 一般科目, 教授 (50124079)
能登原 祥之 呉工業高等専門学校, 一般科目, 講師 (70300613)
岡中 正三 呉工業高等専門学校, 一般科目, 教授 (70043833)
周藤 剛士 呉工業高等専門学校, 一般科目, 助教授 (60043808)
田邊 達雄 Hiroshima Prefectural University of Health and Welfare, Professor (60044137)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2000年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1998年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | 国際交流 / マルチメディアを利用した語学教育 / コンピュータを介したコミュニケーション活動 / E-mail Writing活動 / 語学教育 / インターネット通信 / マルチメディア語学教育 / マルチメディア / Eメール |
研究概要 |
1997年4月2日に、ハワイ大学マウイコミュニティカレッジ(以下MCC)と本校とは、国際学術交流協定を締結した。その協定に基づいて、3年間の計画で本共同研究を開始した。本研究を進めていく中で、合計3回(1998年7月、1999年5月、2000年6月)、両校の間で会議を開いた。会議を通して、研究の主体は、マルチメディア技術を利用した国際交流授業の運営とその教育的効果へと移行していった。 3年間で、研究授業として、実践I(1998)、実践II(1999)、実践III(1999-2000)、実践IV(2000-2001)と4種類の授業形態を試み、アンケート調査を通して、両校の学習者の反応の傾向を調査し、さらに、MCCと本校とが抱える授業運営上の問題点を明らかにして、授業環境を改善して行った。 その成果は、1)「知的マルチメディアの語学教育への応用」(『教育システム情報学会誌』Vol16,No.2 1999 pp99-104)、2)「Eメールを利用した国際交流授業の実践」(『工学教育』Vol.48 No.3 2000 pp.44-47)、3)「Eメールを活用した国際交流-呉高専とマウイ校の学生の交流に対する態度の比較調査-」(『呉高専三十五周年記念学術論文集』2000 pp27-36)、4)「Computer-Mediated Communication活動を通した国際交流授業の運営-E-mail Writing活動の場合の記述研究-」(論文集『高専教育』No.24 2001 pp.271-276)、5)研究成果報告書『技術教育のための知的マルチメディア開発と実施に関する共同研究』の「第4部 2.4年機械工学科を対象にした実践IV(2000-2001)」(2001 pp.58-76)にそれぞれまとめられている。 この3年間の共同研究を通して、両校の授業を尊重しながら連携して行う、国際交流授業の環境を本校の場合で確立させた。今後、このような国際交流授業の授業環境をデザインする上で貴重な資料が得られた。
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