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「間(ま)」に関するデータベースの構築-テキスト,映像,音響,数値による-

研究課題

研究課題/領域番号 10111212
研究種目

特定領域研究(A)

配分区分補助金
研究機関大阪大学

研究代表者

中村 敏枝  大阪大学, 人間科学部, 教授 (00029688)

研究期間 (年度) 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1998年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
キーワードマルチメディアデータベース / 「間」と呼吸 / 音楽の「間」 / 「間」の感性 / スピーチの「間」 / 演劇の「間」 / 「間」の科学 / スポーツの「間」
研究概要

本研究の目的は,国内外の文化における「間」のデータを集め,文字情報,映像・音響情報による「間」の資料を提供して研究の便宜をはかること,ならびに,それらの資料に基づいて物理測定と心理実験を行い,そこで得た物理的ならびに感性的な数値データを提供して,人間の生活場面における快適な「間」の設計に貢献することである。以上の目的のために,「間」のマルチメディアデータベース作成の構想をたてた。
次の項目に関するこれまでのデータに加え,種々の文献,音響メディア,映像メディア等から更に多数のデータを集めることが出来た。 1.「間」の定義,2.「間」の歴史, 3.生活における「間」, 4.スピーチにおける「間」, 5.音楽における「間」, 6.スポーツにおける「間」, 7.舞踊における「間」, 8.演劇における「間」, 9.落語における「間」, 10.書画・映像における「間」, 11.建築における「間」, 12.「間」の科学的データ。
その過程において,「丁度よい間の長さ」の法則性,「間」と呼吸の関係,「間」と精神テンポの関係,スピーチにおける「間」の長さと内容の関係,スピーチのテンポと「間」の長さの関係,スピーチにおける「間」の長さの時代変化などを見出し,「間」の数値データを蓄積してきた。
以上のデータに基づいてマルチメディアデータベースのデザインを決定し,オープンタイプにして広く系統的に「間」のデータを集積できる場を提供したいと考えている。

報告書

(1件)
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 中村敏枝: "「間」のデータベース構築への期待について" 人文学と情報処理. 19. 31-36 (1999)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 中村敏枝: "スピーチのテンポと「間」の長さ" 日本心理学会第62回大会発表論文集. 715 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 中村敏枝・小森政嗣・長岡千賀: "スピーチの「間」-日本語と英語の比較-" 日本心理学会第63回大会発表論文集. (予定). (1999)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 小森政嗣・中村敏枝・長岡千賀: "音楽の「間」の判断における文脈効果" 日本心理学会第63回大会発表論文集. (予定). (1999)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 長岡千賀・中村敏枝・小森政嗣: "手締めにおける「息の合う」現象" 日本心理学会第63回大会発表論文集. (予定). (1999)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 中村敏枝: "感性情報の伝達(担当節標題)" 計測自動制御学会ヒューマンインタフェース部会編「ヒューマンインタフェースハンドブック」オーム社, 101 106 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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