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画像説明文からの主題表現の自動抽出と検索

研究課題

研究課題/領域番号 10111221
研究種目

特定領域研究(A)

配分区分補助金
研究機関慶応義塾大学

研究代表者

上田 修一  慶應義塾大学, 文学部, 教授 (50134218)

研究期間 (年度) 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1998年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード絵画データベース / 画像検索 / 感性キーワード / 主題表現 / 検索実験
研究概要

絵画の索引法として,絵画を解説した文章から索引語を自動抽出し,事後結合索引法による索引作成を行った。さらに,感性キーワードによる索引語を付与したデータベースを作成して検索実験を行い,その効果を測定した。風景,宗教,人物,静物,現代の絵画からなる画像群に対して美術出版社『BBSギャラリー世界の巨匠シリーズ』,朝日新聞社『朝日美術館』,求龍堂『世界の名画100選』から1作品あたり100字から300字の解説文を抽出し,これから日本語形態素解析プログラムにより名詞を抽出,辞書と照合して索引語を決定した。さらに,感性キーワードについては,感性キーワード付与実験により,絵画に使用しうる感性キーワードを選んだのち,個々の絵画に感性キーワードを付与し,絵画データベースを作成した。検索実験では,課題の絵画について被験者に検索語をあげさせ,解説文キーワード,感性キーワード,解説文と感性キーワードの併用の3種類の検索を行った。解説文キーワードでは絵画によって記入された語数に異同があるが,感性キーワードではほとんどの絵画に対して5語が与えられている。解説文キーワード,感性キーワード,併用のそれぞれにおける平均出現順位によって評価した。解説文キーワードは,特定的な検索が可能であるという大きな特色を持っており,感性キーワードの最大の利点は,抽象画に対して有効であることである。両者とも比較的たやすく索引語付与が可能であり,相互補完的に作用するとみなすことができる。

報告書

(1件)
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 上田修一: "感性キーワードの意義" 三田図書館・情報学会研究大会発表論文集. 1998. 40-43 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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