研究課題/領域番号 |
10112206
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研究種目 |
特定領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
石原 享一 神戸大学, 国際文化学部, 教授 (60283850)
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研究分担者 |
王 柯 神戸大学, 国際文化学部, 助教授 (80283852)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1998年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 中国 / 経済 / 統計 / 日中比較 / 国民経済計算 |
研究概要 |
中国の公表する統計データは中国独特の概念をもっており、しかもしばしば関連統計や過去の統計データとの斉合性に欠ける。本研究では、まず、中国独特の経済統計用語のもつ概念を中国自身の定義に即して明らかにした。次に、それぞれの経済統計用語と類似している日本の用語と比較しつつ、その異同を検討した。最後に、中国経済を分析するにあたってそれぞれの経済統計データをいかなる点に留意しながら、どのように使ったらよいかを示すことを目指した。 本研究は平成9年度と10年度の2年間にわたって実施された。 初年度は中国の暦年の統計データの整理と新たな統計改革に関する文献・資料を収集することに重点を置いた。10月には国家統計局総合統計司や北京市の統計人員を訪ねて取材した。研究分担者の王柯氏の協力もあって、文献・資料の収集はかなり進展した。 次年度は、ひきつづき文献・資料の収集・整理・分析を進めるとともに、経済統計データのもつ意味と斉合性について検討した。その中には、1993年から着手された西側の新SNAへの全面移行に伴う国民経済計算方法の変更も含まれる。これらの内容は、1999年度の単行本出版に向けて作業を進めている。またこれと並行して、統計システムの改革も含む中国の行政改革や政府の役割に関連する論文を2年間で計13本上梓した。さらに執筆中のものが1本ある。
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