研究課題/領域番号 |
10116105
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研究種目 |
特定領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 大阪外国語大学 |
研究代表者 |
秋田 茂 大阪外国語大学, 外国語学部, 助教授 (10175789)
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研究分担者 |
油井 大三郎 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (50062021)
田中 明彦 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (30163497)
杉原 薫 大阪大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (60117950)
清水 学 宇都宮大学, 国際学部, 教授 (60282373)
木畑 洋一 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (10012501)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
26,400千円 (直接経費: 26,400千円)
2000年度: 8,100千円 (直接経費: 8,100千円)
1999年度: 9,600千円 (直接経費: 9,600千円)
1998年度: 8,700千円 (直接経費: 8,700千円)
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キーワード | 世界システム / 南アジア / パクスブリタニカ / パクスアメリャーナ / 冷戦体制 / 脱植民地化 / アメリカの世界戦略 / 工業化 / パリスアメリカーナ / 冷戦の終焉 / パクスアメリカーナ / 二十世紀 |
研究概要 |
1.計画研究、公募研究および研究協力者相互間での緊密な情報交換ネットワークの構築を目標に、研究メンバー全員が5回にわたる定例研究会に参加して、各自の研究テーマをめぐる研究発表と意見交換を行った。1)現代南アジアの構造変動を考察する際に、二十世紀全体をながめた歴史的視点を重視すること、2)第二次世界大戦後に構築された「冷戦体制」の盛衰とアジア太平洋経済圏の興隆、南アジアにおける工業化の相対的停滞との相互連関の追求、3)アメリカ合衆国の世界戦略の中での南アジアの位置づけ、以上三点に重点を置いて世界システムの変容を考察した。 2.外国人研究者との意見交換を行うために、毎年、有力な研究者を招聘して意見交換を行った。ケンブリッジ大学教授のトニー・ホプキンズ氏、前インド歴史研究評議会事務局長のT.R.サリーン氏、ストラスクライド大学教授のトムリンソン氏、マンチェスター・メトロポリタン大学のファーニー氏、インディラ・ガンディー開発研究所のロイ氏、ネルー大学のムカジー氏、ロンドン大学のストックウェル氏、テキサス大学のロジャー・ルイス氏を招聘した。その成果は、英文の成果報告書にまとめた。また、2000年8月にオスロで開催された国際歴史学会に三名の代表を派遣して、研究成果の発表を行った。さらに、2001年2月には代表をサンフランシスコに派遣して、アメリカの研究者と国際会議の成果を議論した。 3.研究の総合化と学際化を図るために、他の研究チームとの連携を深め、第一班(経済)、第二班(南アジア現代政治)、第三班(環境)、第六班(環インド洋世界)との合同研究会を、毎年数回実施した。
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