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衛星写真と現代史資料解析によるガンジス・インダス川流域の環境変動と土地利用変化

研究課題

研究課題/領域番号 10116207
研究種目

特定領域研究(A)

配分区分補助金
研究機関奈良女子大学

研究代表者

野間 晴雄  奈良女子大学, 文学部, 教授 (00131607)

研究分担者 出田 和久  奈良女子大学, 文学部, 教授 (40128335)
研究期間 (年度) 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1998年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワード軍事偵察衛星 / 衛星写真 / 環境変動 / ガンジス川 / インダス川 / ブラマプトラ川 / 土地利用 / 塩類集積
研究概要

ガンジス・インダス川流域の1960年代の環境変動と土地利用変化を広域にわたって把握することを目的として、1995年2月に公開された米国軍事偵察衛星写真のうち、高解像度CORONA衛星写真約100枚を米国地質調査所(USGS)の情報公開センターであるEROSデータセンターから購入し、設備機材として購入したフィルムスキャナーUMAX Power LookIIIでスキャンして、パソコン上でプリントアウトして解析した。カメラの平均高度は約185kmで1枚の写真の包括範囲は10.6×144海里(19.6km×266.7km)である。今年度は、ガンジス・ブラマプトラ川下流域のバングラデシュのほぼ全域と、インダス川下流域のシンド地方を対象として、メソスケールでの河川侵食・堆積による集落パターンの分析、塩類集積の分布を、当時の地形図、土壌図などと対比させ図化した。さらにアジア経済研究所等で当時の新聞記事、統計資料から場所属性がわかるものを拾い出して、上記の分布の解釈に援用した。予算の都合で、中・上流域の解析や個別の狭い地域の考察は今後の課題として残された。農業的な土地利用や開発・都市化過程を近年のデジタル型衛星画像データと比較することで、追跡することも将来試みていきたい。

報告書

(1件)
  • 1998 実績報告書

URL: 

公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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