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X線天文衛星を用いたパルサーにおける粒子加速の観測的研究

研究課題

研究課題/領域番号 10117216
研究種目

特定領域研究(A)

配分区分補助金
研究機関宇宙科学研究所

研究代表者

齋藤 芳隆  宇宙科学研究所, 三陸大気球観測所, 助手 (50300702)

研究分担者 山上 隆正  宇宙科学研究所, システム工学, 助教授 (40013718)
研究期間 (年度) 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
700千円 (直接経費: 700千円)
1998年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワードX線天文衛星 / パルサー / 粒子加速
研究概要

1. TXEによるPSR1821-24の観測
(1) 従来不明であったX線パルスと電波パルスの位相について、「あすか」の結果も含め報告した。かにパルサー以外に初めて、ピークの位相が一致していたことがわかった。
(2) エネルギースペクトルを求め、べき1.2と硬いべきが20KeVまでつながっていることがわかった。また。、2つのピークの相方のスペクトルの形は大きく変化していないこともわかった。
(3) 上の研究に伴って、XTEの時計を実験から較正し、従来行われた方法の正しさを確かめた。
2. 「あすか」によるPSRJ2018+4232の観測
「あすか」の観測によってミリ秒パルサーから初めて定常的な非熱的定常放射を発見した。これはパルサー風をせき止めている物質が周辺にあるか、パルサーが高速で移動しているかを示すものである。どちらにしても特異な例である。
3. 「あすか」による球状星団M28中の正体不明天体の観測
球状星団中にあった広がった正体不明天体を観測したところエネルギースペクトルがべきで表わされ、さらに時間変動が激しいことがわかった。低質量X線連星の暗い状態にある天体を観測しているものと思われる。

報告書

(1件)
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Rots,A.: "RXTE Absolute Timing Results for the Pulsars B1821-24 and Bl509-58" Astrophysical Journal. 501. 749 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 齋藤芳隆: "ミリ秒パルサーからの非熱的X線パルス放射の発見" 天文月報. 8月号. 40 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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