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地震時動土圧に注目した地下構造物の設計法について

研究課題

研究課題/領域番号 10128220
研究種目

特定領域研究(A)

配分区分補助金
研究機関京都大学

研究代表者

田村 武  京都大学, 工学研究科, 教授 (30026330)

研究分担者 小林 俊一  京都大学, 工学研究科, 助手 (10243065)
岸田 潔  京都大学, 工学研究科, 助手 (20243066)
木村 亮  京都大学, 工学研究科, 助教授 (30177927)
建山 和由  京都大学, 工学研究科, 助教授 (10179731)
足立 紀尚  京都大学, 工学研究科, 教授 (20026173)
研究期間 (年度) 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1998年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード動土座 / 土被り / 加速度 / 受動土圧 / 極限設計 / 中柱 / せん断破壊 / 座屈
研究概要

本研究の目的は,地震時の動土圧をなるべく簡便な式で評価し,それを静的に載荷しながら弾塑性解析を行い,地下構造物の1つの耐震設計法を提案することにある.なお,ここでいう「地下構造物」とは地中の深いところにある山岳トンネルや,都市域にある土被りの小さいいわゆる都市トンネル,地下街などの種々のものを想定する.本年度の結果は以下の通り.
○静的な鉛直受働土圧の簡便式の提案
Terzaghiは落とし戸を下降させた場合に,ゆるみ土圧の総和を計算した.この方法はに容易に受動士圧に拡張できる.その考え方は埋設管に関するMarston-Spanglerの理論と同様である.これからわかることは被り高さによって急激に受動土圧が増大することである.この簡便式による結果は,これまでに落とし戸実験結果や別の数値解析結果と比較し,かなりの精度を有していることをすでに確認している.しかし,この評価式には動的効果が考慮されていない.そこでこれを一部,修正する必要がある.これについて考察を加える.
○これを基礎として,次年度においては動的な受働土圧の評価式を開発する予定である.

報告書

(1件)
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] Tamura: "Mecharics of assembly of rigid particles" Proc.localization & bifuvcation Theory. 1. 181-188 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 田村 武: "剛体要素からなる粒状体の上界法とその応用" 応用力学論文集. 1. 407-416 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 田村 武: "吹き付けコンクリートの支保機構に関する数値解析的評価" 土木学会論文集. No.603 III-44. 11-20 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 田村 武: "地下空間利用の技術と力学" 松尾稔・林良嗣編著「都市の地下空間」7章. 141-157 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 寺本 正: "丸棒積層体を用いたトンネル模型実験" 土木学会論文集. (印刷中). (1999)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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