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GIS-GPSを利用したリアルタイム被害データ取得システムと被害復興データベース

研究課題

研究課題/領域番号 10128237
研究種目

特定領域研究(A)

配分区分補助金
研究機関奈良大学

研究代表者

碓井 照子  奈良大学, 文学部, 助教授 (30068829)

研究分担者 酒井 高正  奈良大学, 文学部, 専任講師 (60205705)
實 清隆  奈良大学, 文学部, 教授 (70001229)
研究期間 (年度) 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1998年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワードGIS / GPS / 震災被害データベース / 阪神・淡路大震災 / 震災復興データベース / リアルタイムデータ取得 / モバイルR / インターネットGIS
研究概要

1) リアルタイム災害データ現地取得システムの開発
モバイルパソコンで現゚地収集したデータは、PHSを通して遠隔地転送し、奈良大学のサーバーでキャプチャリングするシステムの実験を実施した。使用した電子地図データは、国土地理院の「数値地図2500」で、トリンプル社のGPSを使用し、GISソフトはパスコ社のarc/viewを利用した。パソコンはシャープの携帯型mebiusとソニーのvaioを使用し、当初計画したデータ転送は成功した。
2) 現地調査とGISデータベース作成被災地での定期的現地調査の実施
奈良大地理学科防災調査団による第19回(4月)と第20回(10月)の現地調査を行った。このデータに関しては、入力を終了し、兵庫県震災復興本部町づくり推進課に提供した。調査したデータ項目は、震災でガレキが撤去された後に建築された建物(仮設の建物と新築の恒久的な建物を区別)の構造、業種、棟数、世帯数、その他である。現地調査の効率化を図るために、上記のGPS-GISを使用したが、屋外での液晶画面が見にくく、また、重量が重く、バッテリー時間が短いなどハード的な問題点が多かった。
3) インターネットでの公開のためのシステム設計
インターネット上で奈良大のホームページからこれらの震災関連のデータベースが誰にでも容易に取得され、簡単な地図化処理も可能なシステムの開発中である。大学のネットワークに直接リンクすることが物理的に不可能なため、外部のプロバイダーで提供する準備をしている。

報告書

(1件)
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 碓井照子: "防災研究とGIS(2)" 第10回日本地層工学シンポジウムパネルディスカッション資料集. 10. 63-68 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 岩井哲・北川仲浩・碓井照子・宝田弘行: "都市震災におけける建物被害データの問題点とGPS-GISを搭載した携帯型情報収集システムの開発" 第10回日本地震工学シンポジウム 論文集 第3分冊. 10. 3251-3256 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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