研究課題/領域番号 |
10134205
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研究種目 |
特定領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
栗原 和枝 東北大学, 反応化学研究所, 教授 (50252250)
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研究分担者 |
宮原 隆 東北大学, 反応化学研究所, 助手 (20292302)
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研究期間 (年度) |
1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1998年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 表面測定 / 原子間力顕微鏡 / 糖脂質 / ラングミュアーブロジェット膜 / 分子認識 / たんぱく質 / レクチン |
研究概要 |
生体での分子認識の特色、糖や多糖分子およびその集合体の構造や相互作用を表面力直接測定により明らかにし、また糖-蛋白質試料へ測定を適用するために蛋白質の雲母表面への固定化法の開発を行った。 (1) 生体関連分子の相互作用の研究:核酸塩基ならびに糖脂質を単独あるいはリン脂質との混合脂質とし、ラングミュアブロジェット膜を作製して、その間の相互作用力を測定し、生体の分子認識に関わる相互作用の特異性あるいは非特異性を検討した。 (2) 生理活性を有する糖の特性及び相互作用の解明:生理活性を持つ糖で修飾した糖高分子を、適当な基板表面に吸着させ、その形成する表面構造を立体力から評価する。また相互作用の特異性ならびに非特異性の起原を検討した。 (3) 蛋白質の表面固定化法の開発:His-tag蛋白質を用い、それと特異的に結合する官能基を表面に導入し、結合固定化し相互作用を測定した。結合は水晶発振子により評価した。
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