研究課題/領域番号 |
10137249
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研究種目 |
特定領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 群馬工業高等専門学校 |
研究代表者 |
小島 昭 群馬工業高等専門学校, 物質工学科, 教授 (40042593)
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研究分担者 |
太田 道也 群馬工業高等専門学校, 物質工学科, 助教授 (40168951)
柳沢 琳江 群馬工業高等専門学校, 物質工学科, 助教授 (30042584)
青井 透 群馬工業高等専門学校, 環境都市工学科, 教授 (90270222)
大手 丈夫 群馬工業高等専門学校, 電気工学科, 教授 (80042604)
古川 茂 群馬工業高等専門学校, 環境都市工学科, 教授 (60042595)
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研究期間 (年度) |
1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1998年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 生物親和性 / 炭素繊維 / 水質浄化 / 生物膜 / 炭素材料 / 表面改質 / 光酸素化 |
研究概要 |
炭素繊維が示す活性汚泥の大量固着挙動を解明するために次の検討を行った。 (1) 炭素繊維の表面改質による活性汚泥の固着挙動への影響 炭素繊維の表面を微生物との親和性、接着性などを高めるために、紫外線によって活性化したオゾンを用いて気相で酸化できる光酸素化(紫外線-オゾン)法を用いて含酸素基を導入した。光酸素化法で表面を改質した炭素繊維は、水に対する濡れ性が著しく向上するとともに、活性汚泥量も増大した。また、活性汚泥の固着量は、処理温度および処理時間によって影響を受けた。汚泥の固着量が増大したのは、表面改質によって炭素繊維の表面にカルボニル基、カルボキシル基などの含酸素基が導入されたことによって、炭素繊維の水に対する濡れ性が向上するとともに、汚泥の固着量も増大した。 (2) 固着量の経時変化および剥離挙動から固着状況の解析 炭素繊維束を活性汚泥中に浸漬した直後から数時間までの初期段階における固着量の経時変化および固着物の強制剥離を行い、固着状況を解析した。 (3) 炭素繊維の表面電位(ξ電位)測定 炭素線維へ活性汚泥の固着は、電気的要因によるものと思われるので、炭素繊維の表面電位(ξ電位)測定し、活性汚泥固着要因を検討した。炭素繊維のξ電位は、pHを変化させてもマイナスの値がえられた。微生物の電位はマイナスであり、活性汚泥が大量に固着するのは静電気的な要因ではなかった。この点については今後も検討する。
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