物質循環シミュレータ内での物質循環単位情報の記述フォーマットを設定し仮想的なデータを蓄積した。シミュレータの心臓部であるプロセス間結合を物質やエネルギーの種類と量とに注目して行えるようにした。この場合、一箇所から複数箇所への同一物質の配分量については、距離と輸送コストの関係を元にコスト最小になる配分を原則としている。たたし、この関係は任意に変更できる。シミュレーション結果の表示では、プロセス間のリンクの状態が物質ごとに確認できるのみならず、全物質についてのリンクの状態が一望できるように工夫されている。また、プロセス間のリンクを示す画面上の線をクリックする事で、そのリンク上を流れる物質やエネルギーの種類と量を確認できる。
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