研究課題/領域番号 |
10143103
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研究種目 |
特定領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
金田 康正 東京大学, 情報基盤センター, 教授 (90115551)
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研究分担者 |
後藤 滋樹 早稲田大学, 理工学部情報学科, 教授 (30287966)
田中 譲 北海道大学, 工学研究科, 教授 (60002309)
有川 節夫 九州大学, システム情報科学研究院, 教授 (40037221)
柴山 悦哉 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 助教授 (80162642)
廣川 佐千男 九州大学, 情報基盤センター, 教授 (40126785)
高田 裕志 株式会社富士通研究所, パーソナルシステム研究所, 主任研究員
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研究期間 (年度) |
1998 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
89,200千円 (直接経費: 89,200千円)
2000年度: 24,000千円 (直接経費: 24,000千円)
1999年度: 19,000千円 (直接経費: 19,000千円)
1998年度: 46,200千円 (直接経費: 46,200千円)
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キーワード | 発見科学 / 人工知能 / ホームページ / インターネット / ネットワークエージェント / 記号処理 / マルチメディア / 並列数値計算 / 知識発見 / 計算機将棋 |
研究概要 |
本研究の実施に当たり、基本的に年に二回の班員の会合と班全体の会合を持った。ちなみに研究会の実施場所は、東京理科大学情報メディアセンター、北海道大学知識メディアラボラトリー、東京大学情報基盤センター、松山大学カルフール・ホール、千里ライフサイエンスセンターであり、それぞれの研究会プログラムや報告の詳細は各講演要旨集、また各メンバーの三年間にわたる研究の総合研究成果および考察結果は国立情報学研究所会議室で開催された成果発表会の成果報告に詳しい。 各班員の主な研究成果として、金田は、自動チューニング機能を備えたライブラリーをILIB(Intelligent Libraryの略)と名付け、幾つかのルーチンを作成・公開した。また文章中における文字N-gramの分布に着目して著者推定を行う手法の提案を行った。有川は、ネットワーク上の半構造データーからの知識獲得を目的とした理論的研究とその応用を行った。田中は、知識の再編集・再流通をメディア・オブジェクトの直接操作でシームレスに行える基盤システムアーキテクチャーとしてPiazzaサーバーとPiazzaクライアントを開発し、知識の提供者の権利保護を保証する再編集・再流通基盤アーキテクチャーの確立と試作開発を行ない、オブジェクト・マイグレーションの自動化機能も導入した。廣川は、リンク情報を使ってWeb空間の解析を行なうために開発したリンク情報データーベースとその可視化システムを用いて実験を行なった。後藤は、インターネットの上を流れる情報をできるだけコンパクトな形で把握するために、有限オートマトンを利用してTCPプロトコルの動作を解析し、受理率の改良を行った。柴山は、大規模な階層構造の中からドキュメントを検索するための支援系としての、複数焦点ズーミング技法を用いた検索支援システムHishiMochiを改良した。
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