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複数の人間が作成した大規模データベースにおける概念相違発見手法の研究

研究課題

研究課題/領域番号 10143211
研究種目

特定領域研究(A)

配分区分補助金
研究機関大阪大学

研究代表者

西田 正吾  大阪大学, 基礎工学研究科, 教授 (00273607)

研究分担者 吉田 哲也  大阪大学, 基礎工学研究科, 助手 (80294164)
才脇 直樹  大阪大学, 基礎工学研究科, 助手 (20252637)
研究期間 (年度) 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
1998年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
キーワード概念相違 / 決定木 / ID3 / 遺伝アルゴリズム / 大規模データベース / 知識発見
研究概要

本年度は大規模データベースからの知識発見という観点に立ち、高速に(データ数nに対してO(n^3)程度の規模で)複数の人間の間に存在する概念の相違を検出するシステム構築のために、従来から我々が提案してきた手法の計算量解析を行った.一般的に人々は異なった視点や観点を持つため,たとえ同じ事象に対しても異なる概念を持つ可能性がある.概念における相違が存在する場合には同じ事象に対してでも意見を交換して相互理解を深めることが不可能となるため,概念の相違を除くことは背景知識が異なる人々がグループとして共同作業を行う場合に特に重要となる.ユーザーの知識を具体的な決定木として構造化し,概念の差異を決定木間の構造における差異として検出を行うという我々の枠組みにおいて,決定木の生成手法として情報量基準に基づくID3を利用する手法と,「多様な構造化」というコンセプトに基づく遺伝アルゴリズムを利用する手法を提案してきた.遺伝アルゴリズムを利用する手法により概念相違検出精度の向上は達成したものの,非常に長い計算時間を必要とするという新たな問題も明らかになった,このため,大規模データベースからの知識発見という観点に立ち、高速に(データ数nに対してO(n^3)程度の規模で)複数の人間の間に存在する概念の相違を検出するシステム構築のために、遺伝プログラミングを利用した手法の計算量解析を行い,概念相違検出の高速化のための基礎検討を行った.

報告書

(1件)
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 近藤輝幸, 吉田哲也, 西田正吾: "複数の人間における概念相違検出のためのインターフェースの設計" 情報処理学会論文誌. 39・5. 1195-1202 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 西田正吾: "グループウェアの概念(ヒューマン・インタフェース・ハンドブック4編14章1節(分担執筆))" オーム社 (計測自動制御学会ヒューマン・インタフェース部会編), (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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