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糖鎖-オリゴDNA複合体を用いたアンチセンスオリゴDNAの細胞ターゲッティング

研究課題

研究課題/領域番号 10145218
研究種目

特定領域研究(A)

配分区分補助金
研究機関岐阜大学

研究代表者

鈴木 徹  岐阜大学, 農学部, 助教授 (20235972)

研究分担者 布藤 聡  日本製粉, 中央研究所, 主任研究員
石田 秀治  岐阜大学, 農学部, 助教授 (20203002)
研究期間 (年度) 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1998年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワードアンチセンスオリゴヌクレオチド / PNA / 無細胞タンパク質合成 / 糖鎖-オリゴDNA複合体 / GFP
研究概要

本研究ではアンチセンスオリゴヌクレオチドに糖鎖を付加し、細胞ターゲッティング性を付与することを目的とする。手始めに、その評価のために簡便でかつ広範囲に応用できるアンチセンス評価法の構築を目指した。アンチセンスのターゲット遺伝子として3種の異なる遺伝子について検討した。そのうち2遺伝子に対してはRNAの2次構造予測をもとにした計算を利用して何十箇所もの候補配列を選定し、AONを作製する戦略を取った。また新たにアンチセンスの評価法として、大腸菌 S30 extract を用いた無細胞蛋白質合成法を取り入れた。さらに基本骨格の異なる数種のオリゴヌクレオチドを用いて、それぞれのアンチセンス効果を比較した。
様々な遺伝子に対して応用可能な、AON評価法を構築することができた。無細胞蛋白質合成系では細胞内へのAONの導入という壁が取り除かれ、さらにレポーター遺伝子を用いることで、アンチセンス効果の検出が簡単に行えるようになっている。また基本骨格の異なるAONを用いた実験から、オリゴヌクレオチドの種類により、アンチセンス効果に特徴があることが分かった。これらの特徴からそれぞれのオリゴヌクレオチドが異なるアンチセンス作用機構を持つことが推測された。

報告書

(1件)
  • 1998 実績報告書

URL: 

公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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