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コンビケムを用いた生理活性糖鎖を認識するペプチドリガンドの取得

研究課題

研究課題/領域番号 10145232
研究種目

特定領域研究(A)

配分区分補助金
研究機関大阪大学

研究代表者

福崎 英一郎  大阪大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (40273594)

研究期間 (年度) 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1998年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワードファージディスプレイ / 生理活性糖鎖 / スクリーニング / インビトロセレクション / アプタマー
研究概要

1) 糖鎖を認識するペプチド配列のスクリーニング
生理活性糖鎖(β-グルカン)を修飾し、マトリクス(疎水性および親水性)上に共有結合で固定化し、バイオパニングのターゲットを調製した。ターゲット固定用マトリクスとして、ポリスチレン(疎水性)および多糖系親水性マトリクスを用いた。バイオパニングの溶出条件として、酸、塩基、拮抗溶出を検討した。親水性マトリクスを用いたスクリーニングにおいて、吸着率の上昇が観測された。ペプチドの配列を調べたところ、Thrが頻出しており、配列に若干の偏りが認められた。残念ながら、現在のところ、ターゲットと強いアフィニティーを示すペプチド配列は得られていない。
2) 糖鎖を認識するDNAアプタマーの取得
100塩基のランダムDNAライブラリー(59残基のランダム配列を含む)を糖鎖を固定化したマトリクスに対してアフィニティーセレクションを行い、糖鎖を認識する配列を選抜した。8ラウンドアフィニティーセレクションを経て得られたDNAをクローニングし、各クローンの塩基配列を比較したところ、ほとんどのクローンは4〜個のグアニンクラスターを複数個内包しており、かつそれらグアニンクラスター周辺は回文配列になっていることがわかった。また、これらのクローン化学合成してキチンカラムに通したところ、結合能を有していることがわかった。

報告書

(1件)
  • 1998 実績報告書

URL: 

公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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