研究課題/領域番号 |
10148210
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研究種目 |
特定領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
徳満 和人 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助手 (20180143)
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研究期間 (年度) |
1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1998年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | メカノケミストリー / メカニカルアロイング / 金属水素化物 / 非平衡反応 / メタン |
研究概要 |
金属の新生表面の活性を利用してメタンガスの脱水素反応を強制的に誘導し、金属水素化物を常温/常圧で得ることを試みた。本年度の実施項目は以下の通りである。 1. ガス循環型ミキサーの試作 2. バッチ型シェーカーミルの試作 予備機によって装置性能を検討したのち、最終試作機へと移行した。(1)は反応塔と3つのアジテーターで構成されており、全てジルコニア製またはジルコニア溶射材である。メタンガスは反応塔底部より導入され、上部へ移動中に金属と反応し、チャンバー上部排出口より分析機器に導入される。(2)は4つの反応器が円錐運動をするスクリュー型のミル装置である。(1)と異なり、メディアを使用し、メタンガスはグローブボックス内において導入される密閉型である。本年度は装置の試作で実施期間が終了した。今後試運転を行いながらガス再循環システムと分析器を組み込み、金属/金属水素化物/炭化水素のケミカルループを実現する。
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