研究課題/領域番号 |
10152217
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研究種目 |
特定領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
萩原 正敏 東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 教授 (10208423)
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研究期間 (年度) |
1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1998年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | ATF1 / CREB / E1A / ドミナントネガティブ |
研究概要 |
ATF1ドミナントネガティブ分子(ATF1RL)は野生型CREBとへテロダイマーを形成するがDNAと結合できないのでCREBドミナントネガティブとして作用する分子である。実際、PC12細胞でATF1RLを過剰発現させると、CRE結合能が低下し、PC12細胞のcAMPによる神経突起伸張が抑制された。 そこで今回、E1Aをtransfectしてtransformしたヒト腎由来の293細胞に、ATF1RL発現ベクターを導入して、細胞増殖に対する影響を調べた。その結果、ATF1RLの過剰発現は293細胞の形態にも、増殖能にも影響を与えなかった。ATF1RLはCREBによる転写活性化は抑制できるが、ATF1による活性化には影響がないため、E1Aの下流の増殖制御カスケードはCREBではなく、ATF1によって制御を受けていることを示唆している。
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