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古細菌のシャペロニンを用いたGroupII型シャペロキンの構造と反応機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 10172236
研究種目

特定領域研究(A)

配分区分補助金
研究機関東京農工大学

研究代表者

養王田 正文  東京農工大学, 工学部, 助教授 (50250105)

研究分担者 尾高 雅文  理化学研究所, 生化学システム研究室, 研究員 (20224248)
研究期間 (年度) 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1998年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード分子シャペロン / シャペロニン / 古細菌 / 超好熱菌 / フィラメント / プレフォルディン / sHsp / Thermococcus
研究概要

Thermococcus KS-1のシャペロニンがMgとATPが存在する条件でFilament構造を形成することを明らかにした.GroupII型シャペロニンと協調して機能すると考えられているPrefoldinの遺伝子をThermococus KS-1から単離した.Prefoldinは複数のサブユニットから構成されているといわれているが,古細菌ではその実体は明らかではない.得られた遺伝子の周囲には候補となる遺伝子が複数存在した.また,オペロンを形成していない可能性があるので,本遺伝子を大腸菌で生産し,精製して抗体を作成した.この抗体を用いた免疫沈降を行いPrefoldinの単離を行う予定である.様々な超好熱性古細菌のゲノム解析の結果,超好熱性古細菌では,良く知られている分子シャペロンとしてはシャペロニンとsHspのみが存在することが分かっている.そこで,Thermococcus KS-1のsHsp遺伝子断片をPCRで増幅し,その配列を基にRACE法により全長遺伝子を単離した.この遺伝子大腸菌に組み込み発現した.発現したsHspは耐熱性であり70度30分間の処理で大腸菌由来の他の蛋白質はほぼ完全に除去された.現在,その機能と特性を解析している.

報告書

(1件)
  • 1998 実績報告書

URL: 

公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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