研究課題/領域番号 |
10173231
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研究種目 |
特定領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 理化学研究所 |
研究代表者 |
横山 一成 理化学研究所, ジーンバンク室, 副主任研究員 (80182707)
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研究期間 (年度) |
1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1998年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | ハンマーヘッドリボザイム / アンチセンス核酸 / F9細胞 / レチノイン酸 / 分化誘導 / P21^<cipl> / P27^<kipl> / MAZ |
研究概要 |
転写のコアクチベーターp300/CBPは様々な転写因子を基本転写装置にリクルートし、標的遺伝子の転写反応を制御している。また、ヒストンアセチルフェラーゼ(HAT)活性を有し、ヌクレオソーム構造を変換させ、遺伝子発現を動的に制御している。本年度はp300/CBPの分化誘導におけるカスケードを明らかにするために、ハンマーへッドリボザイム、アンチセンス核酸を用いたRNAノックアウト法を駆使し、F9細胞のレチノイン酸(RA)による分化誘導にはp300が、Gl休止、アポトーシスにはCBP,p300が必要であることを初めて明らかにした。また、レチノイン酸レセプターとp300/CBPの機能連動はp300の方がより密接に関与していることを見い出し、今後どのレチノイン酸レセプター、サブタイプとクロストークしているか等の観点より解析を進める。更にp300/CBPのアセチルトランスフェラーゼ活性をAIF-2は更に促進すること、Myc-associated zinc finger protein(MAZ)と、Yeast two-hybridアンセイで相互作用すること(未発表)を明らかにした。また、驚くべきことに、p300はcdk阻害因子p21^<kip1>と、CBPはp27^<kip1>の発現と深く係わっていることを発見した。以上の研究実績は当初予定していた以上のものであった。
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