研究課題/領域番号 |
10176237
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研究種目 |
特定領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | (財)東京都神経科学総合研究所 |
研究代表者 |
黒田 洋一郎 (財)東京都神経科学総合研究所, 神経生化学研究部門, 参事研究員 (30073084)
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研究分担者 |
村本 和世 (財)東京都神経科学総合研究所, 神経生化学研究部門, 主事研究員 (10301798)
川原 正博 (財)東京都神経科学総合研究所, 神経生化学研究部門, 主事研究員 (40224828)
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研究期間 (年度) |
1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1998年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | 神経細胞死 / カルシウム流入 / 蛍光色素モニター / βアミロイド / アルツハイマー病 |
研究概要 |
本年度はアルツハイマー病における機能修復実験系の開発のためにβアミロイド蛋白の神経毒性による神経細胞死と機能修復の、より良いモニター系開発を目指した。 まず、神経細胞死の直接の原因を探る、すなわち神経毒性のメカニズムとして、βアミロイドがつくるチャネルが非特異的カチオンチャネルであることから、Ca^<2+>の細胞内流入をモニターした。測定にはCa^<2+>蛍光色素fura2とビデオつき蛍光同時多点解析装置を用いた。βアミロイドは濃度依存的に神経系由来のGT1-7細胞の細胞内Ca濃度を上昇させた。このCa^<2+>上昇はβアミロイド濃度依存的であった。この実験系は一つ一つの細胞によるレスポンスの差も多数の細胞間で比較することができ、メカニズム研究としても優れている。
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