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プロスタノイド受容体欠損マウスを用いた動脈硬化の分子機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 10177214
研究種目

特定領域研究(A)

配分区分補助金
研究機関旭川医科大学

研究代表者

牛首 文隆  旭川医科大学, 医学部, 教授 (50243035)

研究期間 (年度) 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1998年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワードプロスタノイド / プロスタグランジン / プロスタノイド受容体 / ノックアウトマウス
研究概要

動脈硬化は血管内皮の傷害、血管壁内への血液細胞や血漿成分の侵入、動脈硬化巣での炎症性メディエーターやサイトカインの産生、平滑筋細胞の増殖等の過程を経て発症・進展することが知られている。この各段階においてアラキドン酸の代謝産物であるプロスタノイドが重要な役割を果たすと考えられている。一方、プロスタノイドはその種類が多く、多種類の受容体が同一細胞に発現していたりその作用が相反するなど、どのプロスタノイドがどの受容体に作用してその効果を発揮するかについては多くの不明な点が多く残されている。本研究は、既に作製した8種類のプロスタノイド受容体欠損マウスを用いて、各々のプロスタノイドが動脈硬化の発症・進展において果たす役割とその分子機構を解明することを目的としている。
昨年度は、EP4受容体欠損マウスの解析を行い、この受容体が出生直後に認められる動脈管の閉鎖において重要な役割を果たすことを明らかにした。また、現在IP受容体欠損マウスに高コレステロール食負荷を行っており、PGIの持つ抗動脈硬化作用について解析を進めている。また、IP、TP受容体欠損マウスとアポE欠損マウスの交配を実施しており、このモデルを用いた解析を予定している。

報告書

(1件)
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Segi,E.,Sugimoto,Y.et al.: "Patent ductus arteriosus and neonatal death in prostaglandin receptor EP4-deficient mice." Biochem.Biophys.Res.Commun.246. 7-12 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] Suda,M.,Tanaka,K.et al: "Prostaglandin E_2 autoamplifies its production through EP1 subtype of PGE receptor in mouse osteoblastic MC3T3-E1 cells." Calcif.Tissue Int.62. 327-331 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] Ushikubi,F.,Segi,E.et al.: "Impaired febrile response in mice lacking the prostaglandin E receptor subtype EP_3." Nature. 395. 281-284 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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