研究課題/領域番号 |
10181103
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 慶應義塾大学 (2002) 熊本大学 (1998-2001) |
研究代表者 |
須田 年生 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (60118453)
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研究分担者 |
小澤 敬也 自治医科大学, 医学部, 教授 (30137707)
宮島 篤 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (50135232)
仲野 徹 大阪大学, 微生物研究所, 教授 (00172370)
北村 幸彦 大阪大学, 大学院・医学研究科, 教授 (70028520)
西川 伸一 京都大学, 大学院・医学研究科, 教授 (60127115)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
138,400千円 (直接経費: 138,400千円)
2002年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2001年度: 37,400千円 (直接経費: 37,400千円)
2000年度: 27,200千円 (直接経費: 27,200千円)
1999年度: 34,900千円 (直接経費: 34,900千円)
1998年度: 35,900千円 (直接経費: 35,900千円)
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キーワード | 造血幹細胞 / 未分化性維持機構 / 分化制御 / シグナル制御 / 転写制御 / 遺伝子導入 / 冊子作成 / ホームページ作成 / 自己複製 / 再生医学研究 / 細胞接着 / 相互変換 / 間葉系幹細胞 / 多分化能 / 幹細胞 / シグナル / 転写 / クロストーク / HIVベクター / ES細胞 / 造血システム / 血管新生 / gp130 / STAT3 / 負のシグナル伝達機構 / Evi-1転写制御因子 / 幹細胞システム / 多能性造血幹細胞 / 分化決定 / シグナル伝達 / 転写調節 / 遺伝子操作 |
研究概要 |
本年度は、平成10-13年度科学研究費補助金に遂行された特定領域研究「造血システムにおける自己複製と分化機構の解析」(領域略称名:造血システム・領域番号:381)の研究成果のとりまとめをおこなった。約300ページの冊子(200部)にまとめ、各研究者および関連部局に配付した。また、文科省および領域代表者の所属する慶応義塾大学医学部にホームページを開設し、外部の研究者が、研究成果を閲覧できるようにした。 最終評価会議では、造血発生の研究、とくに、造血幹細胞と血管内皮細胞の緊密な相互作用を明らかにし、初期の目的のそって、成果をあげ期待以上の進展みせたという高い評価を得ることができた。特定領域研究は、ややもすると限られたコミュニティの研究に陥る嫌いがあるとされるが、本研究班のように、ピアレヴューをもとに、計画・公募研究の入れ替えや研究費の増減を実行することは可能である。領域内の審査であるだけに、概ね正確な評価がなされ、切磋琢磨により、研究領域自体を国際競争力のあるレベルに引き上げることができると確信された。同時に、本領域内に若手研究者を育成することもでき、多くの新しい研究室の研究費を支援することが出来た。 本研究は、平成15年度発足の特定領域研究「幹細胞(501)」(領域代表者・中内啓光 東京大学教授)に継承され、組織幹細胞および胚性幹細胞の未分化性維持機構の解明をめざして、研究が発展する予定である。再生医学研究の基盤研究となることが期待される。
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