配分額 *注記 |
49,600千円 (直接経費: 49,600千円)
2003年度: 7,000千円 (直接経費: 7,000千円)
2002年度: 7,200千円 (直接経費: 7,200千円)
2001年度: 8,800千円 (直接経費: 8,800千円)
2000年度: 5,600千円 (直接経費: 5,600千円)
1999年度: 9,000千円 (直接経費: 9,000千円)
1998年度: 12,000千円 (直接経費: 12,000千円)
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研究概要 |
本年度は,本プロジェクトの最終年度に相当するため,これまでの研究の継続と,全体成果の総括を行った,具体的には,1)空間データハンドリングツールの開発,2)空間データ解析ツールの開発,3)空間データ共有システム全体の包括的改良,1の3点を実施した. 1)空間データハンドリングツールの開発では,空間データの集計単位変換やオブジェクト形式の変換など,空間データハンドリングツールの開発を行った.このツールは,ArcViewの最新バージョンである8.1上で動作するよう,Visual BASICで書かれている. 2)空間データ解析ツールの開発では,ネットワーク空間上での空間解析ツール,及び,時空間データ解析ツールの開発を行った.このツールはVisual BASICで書かれており,ArcView8.1上だけではなく単独でも動作する. 3)空間データ共有システム全体の包括的改良では,特にクリアリングハウスのユーザインターフェースに焦点を当てた修正を実施した,具体的には,空間データ形式の自動変換,媒体の自動選択,圧縮形式の選択などが行えるようにした. また,これらの開発研究に加え,これまでの研究成果をシンポジウム,ワークショップ,その他出版物という形で総括した.空間データ管理・共用・伝達システムの備えるべき要件,それを開発するに際して留意すべき点,個別ツールの開発手順,これらシステムの普及手段など,理論・実践の両面から,この種の研究遂行に関して得られた知見を様々な形でまとめ,報告を行った.
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