研究課題/領域番号 |
10218101
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 宮崎医科大学 |
研究代表者 |
江藤 胤尚 宮崎医科大学, 医学部, 教授 (10038854)
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研究分担者 |
南野 直人 宮崎医科大学, 薬理部, 部長 (50124839)
中尾 一和 宮崎医科大学, 医学研究科, 教授 (00172263)
藤田 敏郎 宮崎医科大学, 医学部附属病院, 教授 (10114125)
北村 和雄 宮崎医科大学, 医学部, 講師 (50204912)
寒川 賢治 宮崎医科大学, 生化学部, 部長 (00112417)
上田 陽一 産業医科大学, 医学部, 教授 (10232745)
山下 博 産業医科大学, 医学部, 教授 (00030841)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
55,500千円 (直接経費: 55,500千円)
2002年度: 12,800千円 (直接経費: 12,800千円)
2001年度: 11,200千円 (直接経費: 11,200千円)
2000年度: 13,500千円 (直接経費: 13,500千円)
1999年度: 9,000千円 (直接経費: 9,000千円)
1998年度: 9,000千円 (直接経費: 9,000千円)
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キーワード | アドレノメデュリン / PAMP / 生理活性ペプチド / 循環調節 / 病態生理 / 受容体 / トランスジェニック動物 / ノックアウト動物 / 循環器疾患 / モノクローナル抗体 / 探索医療 / 降圧ペプチド / 心不全 / 動脈硬化 / アドレノメデュリン遺伝子 / 循環調節機構 / 生体内制御機構 / 生合成機構 / AM遺伝子 / AMシンポジウム / ラジオイムノアッセイ / 循環調節因子 / 血管作動性ペプチド / C末端アミド化 |
研究概要 |
アドレノメデュリン(AM)は1993年に本領域代表者らにより発見された強力な降圧作用を有する新規生理活性ペプチドである。さらに、AM前駆体よりProadrenomedullin N terminal 20 peptide(PAMP)が降圧作用を有する新たな生理活性ペプチドとして、生合成されることが明らかになった。AM・PAMPは心血管系組織を含め、生体内の幅広い組織で生合成され、生体内で重要な役割を果たしていることが明らかになった。本領域では、AMと関連ペプチド(PAMP)の研究を推進することで、これらのペプチドによる新たな生体内制御機構の全貌を解明し、さらに各種疾患におけるAMとPAMPの病態生理学的意義を分子レベルで解明することを目指した。 現在本領域の研究により、AMとPAMPの新たな作用や生合成機構や各種病態に,おける意義が明らかになり、さらには診断薬や治療薬としての臨床応用も試みられ、本領域の研究は期待以上の成果があがった。このため、本領域では、計画研究代表者全員が参加して、二回の国内公開シンポジウムに加えて、平成12年度と平成14年度には国際公開シンポジウムを行い、研究成果の発表と討論を行った。そして、平成14年度の国際公開シンポジウムの内容をHypertension Research誌に、Proceedingとしてまとめた。 また、本領域では、研究の道具となる合成AMやモノクローナル抗体などを総括班が中心となり調製・分配した。このため、本領域では整合性のあるデータが出せた。本領域の研究は国内外で極めて高い評価を得ており、領域開始から現在までに200以上の英文論文として公表されている。本領域の研究により今後AMを臨床応用に展開できる基盤が確立できたので、次のステツプであるAMの探索医療をめざし、今後とも、班員相互の十分な情報交換を行いながら、研究を推進したい。
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