研究課題/領域番号 |
10301007
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学(含社会福祉関係)
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
鎌田 哲宏 静岡大学, 情報学部, 教授 (40022256)
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研究分担者 |
藤井 史朗 静岡大学, 情報学部, 教授 (00145971)
西原 純 静岡大学, 情報学部, 教授 (30136626)
荒川 章二 静岡大学, 情報学部, 教授 (30202732)
笹原 恵 静岡大学, 情報学部, 助教授 (40237813)
岡田 安功 静岡大学, 情報学部, 教授 (80283331)
岩崎 一孝 静岡大学, 情報学部, 助教授 (90176537)
山田 文康 静岡大学, 情報学部, 教授 (40158217)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
30,510千円 (直接経費: 29,100千円、間接経費: 1,410千円)
2001年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2000年度: 5,200千円 (直接経費: 5,200千円)
1999年度: 5,400千円 (直接経費: 5,400千円)
1998年度: 13,800千円 (直接経費: 13,800千円)
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キーワード | 情報化 / 地域社会 / 中小企業 / 階層 / 浜松市 / 地域文化 / IT / 国際化 / 異質の共生 |
研究概要 |
平成13年度は、最終年度として、浜松市の産業・企業、地域社会、行政、諸階層動向などについてのインタビュー調査、資料収集分析などを行い、最終報告書としてまとめた。具体的には、(1)先の中間報告書で軍隊との関わりを軸に追跡していた浜松市地域社会形成の特徴について、特に地域産業の生成展開史を軸に分析した。(2)浜松の中心企業である、ヤマハ、カワイ、スズキ、及びその協力会社についてインタビュー調査と資料収集を行い、現時の特徴点について描写した。(3)浜松市に生成している新しい産業や企業の動向として、(1)現在数少ない成長業種の一つである情報サービス業事業所の形成過程と取引関係の特徴についてインタビュー調査をもとに分析した。(2)現代注目されている女性起業家の形成過程や経営展開の特徴についてインタビュー調査により分析した。(4)浜松の都市社会としての特徴について、居住空間構造、通勤行動、土地区画整理による移転過程など、浜松的特徴が現れると思われる事象に焦点を当て分析した。(5)浜松の勤労階層の事例として、とりわけ中間報告で手がけていた浜松市住民諸階層の家族生活について、階層構造抽出に留意しつつ、再分析した。また、浜松市のフリーターの地域的特徴についてインタビュー調査をもとに考察した。(6)静岡県内の諸自治体の情報化の姿、その中での浜松市の特徴についてアンケート調査をもとに分析した。また浜松市行政の特徴を特に手続き条例に焦点を据えて分析した。さらに、行政情報化の中心テーマの一つである災害対応と地理情報システム(GIS)の構築過程について分析した。(7)浜松地域社会の文化特性である「やらまいか」精神についてメディア論的に考察した。また、同じく浜松の文化特性を捉える上で重要な手がかりを与える「浜松まつり」について分析した。
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