研究課題/領域番号 |
10307057
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用薬理学・医療系薬学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
樋口 宗史 新潟大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (30150337)
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研究分担者 |
岡田 誠剛 新潟大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助手 (40334677)
山口 剛 新潟大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助手 (70323970)
村岡 修 新潟大学, 大学院・医歯学総合研究科, 講師 (20283765)
茂里 康 経済産業省, 大阪工業技術研究所・有機機能材料部, 主任研究員
吉田 豊 新潟大学, 医学部, 講師 (40182795)
仲澤 幹雄 新潟大学, 医学部, 助教授 (80143759)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
32,130千円 (直接経費: 30,900千円、間接経費: 1,230千円)
2001年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2000年度: 4,600千円 (直接経費: 4,600千円)
1999年度: 5,600千円 (直接経費: 5,600千円)
1998年度: 16,600千円 (直接経費: 16,600千円)
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キーワード | Neuropeptide Y / gene transcription / drug-induced regulation / Leptin / Zebrafish / transcriptional factor / NDF1 / JAK-STAT / Headgear / In situ hybridization / δEF1 / ZFH / NGF response element / repression / in situ hybridization |
研究概要 |
平成10年度より、遺伝子転写制御が薬物の新しい作用点になることを明らかにするため、神経分化・記憶に関わる神経遺伝子の新規転写制御因子のクローニングとそれに対する神経作動薬による調節機構の解明を行っている。平成13年度はNPY遺伝子プロモーター上の転写因子としてNDF1とSTAT3の同定を行い、またNPY受容体遺伝子Y_1,Y_2,Y_5の発現調節の研究を行った。 1.NPY遺伝子プロモーターのLeptinによる活性化機構の解析 食欲の中枢調節に関与するNPYは、末梢からのadipostat signalであるLeptinによってその発現が抑制される。NPY遺伝子のLgptin転写調節機構を解析するため、同遺伝子のプロモーター領域をレポーター遺伝子の上流に挿入し、種々の神経系培養細胞に導入し、Leptinによって刺激した。その結果、NPYプロモーターはLeptinによって直接的には活性化されることが明らかとなった。dominant-negativeなJAK1,JAK2及びSTATの導入によってその活性化が抑制されたことから、この活性化にはJAK-STAT系が関与していることが示された。 2.NDF1のZebrafishホモログのクローニング NPYの発現および神経分化に関与し、PC12細胞よりクローニングされた転写因子NDF1の機能を解析するため、受精卵へのマイクロインジェクションにより遺伝子の過剰発現並びに機能的ノックアウトが容易であるZebrafish系において、NDF1ホモログのクローニングを行い、解析した。最終的にホモログはクローニングできなかった。 3.絶食による脳内NPY受容体サブタイプの発現変化 絶食によってNPY遺伝子の視床下部における発現が増加する事が知られている。今回我々はY_1,Y_2,Y_5,NPY受容体サブタイプの遺伝子発現における絶食による変化をノーザンブロッティング及びin situハイブリダイゼーションによって検討した。その結果、絶食によってNPY発現が増加する視床下部では、いずれの受容体サブタイプの発現も変化しなかったのに対し、NPY遺伝子発現が変動しない海馬において、各々Y_1,Y_2遺伝子の発現が減少した。
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