研究課題/領域番号 |
10308003
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化財科学
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研究機関 | 独立行政法人文化財研究所東京文化財研究所 |
研究代表者 |
西浦 忠輝 (1999-2001) 独立行政法人文化財研究所東京文化財研究所, 国際文化財保存修復協力センター・地域環境研究室, 室長 (20099922)
宮本 長二郎 (1998) 東京国立文化財研究所, 国際文化財保存修復協力センター, センター長 (60261252)
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研究分担者 |
朽津 信明 独立行政法人文化財研究所東京文化財研究所, 国際文化財保存修復協力センター, 主任研究官 (50234456)
松本 修自 独立行政法人文化財研究所東京文化財研究所, 国際文化財保存修復協力センター・保存計画研究室, 室長 (80099960)
斎藤 英俊 独立行政法人文化財研究所東京文化財研究所, 国際文化財保存修復協力センター, センター長 (30271589)
松本 健 国土舘大学, イラク古代文化研究所, 教授 (00103672)
二神 葉子 独立行政法人文化財研究所東京文化財研究所, 国際文化財保存修復協力センター・国際情報研究室, 研究員 (10321556)
工楽 善通 奈良国立文化財研究所, 埋蔵文化財センター, センター長 (00000472)
西浦 忠輝 東京国立文化財研究所, 国際文化財保存修復協力センター, 室長 (20099922)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
30,430千円 (直接経費: 28,900千円、間接経費: 1,530千円)
2001年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
2000年度: 5,200千円 (直接経費: 5,200千円)
1999年度: 5,200千円 (直接経費: 5,200千円)
1998年度: 13,400千円 (直接経費: 13,400千円)
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キーワード | 文化財 / 国際協力 / 地理情報 / データベース / 文化財保存 / 文化遺産 / 保存修復 |
研究概要 |
文化遺産は人類共通の財産であり、国家、民族を越えて保護しなければならない。そのためには国際協力が不可欠である。この分野で進んだ理念と技術を有する日本が果たすべき役割は大きく、実際多くの国際協力事業が行われている。しかし、一口に文化遺産と言っても、その材質や環境は様々である。また、日本とは民族、宗教、社会体制、経済状況が異なる中で協力事業を推進するに当たっては、種々、多くの問題に直面しているのが実状である。それらの問題点は次のように大別される。(1)保存修復の技術的問題(2)保存計画の策定における問題(3)事業の運営上の問題(4)地元住民との関係(5)人材養成の問題。 本研究では、これらの問題点とその解決のための方策についての調査研究を行った。パイロット事業を通しての検討、考察や、国内外の専門家を集めての協議会も数多く行った。調査研究の対象となった国際協力事業は下記の通りである。 ○イラン・チョガザンビール遺跡○ミャンマー・パガン遺跡○パキスタン・ラニガト遺跡○パキスタン・モエンジョダロ遺跡○ネパール・イバハバヒ僧院○ベトナム・ホイアン町並○シリア・アインダーラ遺跡○インドネシア・トラジャ伝統家屋○中国・敦煌莫高窟○エジプト・ネフェリタリ王妃墓○ヴェトナム・チャンパ遺跡○インドネシア・バンテン遺跡○グァテマラ・カミナルフユ遺跡○ホンジュラス・エルプエンテ遺跡○チリ・イースター島モアイ像○ヴェトナム・フエ遺跡○エジプト・アブシール南丘陵頂部遺跡○バングラデシュ・パハルプール遺跡○中国・大明宮含元殿○シリア・パルミラ遺跡○イタリア・カッツァネッロ遺跡○ルーマニア・プロボタ修道院<パイロット事業>タイ・スコータイ遺跡ならびにアユタヤ遺跡
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