研究課題/領域番号 |
10354004
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 東京都立大学 |
研究代表者 |
広瀬 立成 東京都立大学, 理学研究科, 教授 (70087162)
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研究分担者 |
汲田 哲郎 東京都立大学, 理学研究科, 教授 (30271159)
千葉 雅美 東京都立大学, 理学研究科, 助手 (60128577)
浜津 良輔 東京都立大学, 理学研究科, 助教授 (20087092)
鷲尾 方一 早稲田大学, 理工学総合センター, 教授 (70158608)
五十子 満大 (五十子 満文) 東京都立大学, 理学研究科, 助手 (60087004)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
20,900千円 (直接経費: 20,900千円)
2000年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1999年度: 5,900千円 (直接経費: 5,900千円)
1998年度: 12,000千円 (直接経費: 12,000千円)
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キーワード | 偏極陽電子 / バンチング / 飛行時間法 / 塾化ポジトロニウム / 多重ガンマ線 / バンチャー / クエンチング / チョッピング / 熱脱離ポジトロニウム / オルソポジトロニウム / スピン偏極 / ゼーマン効果 / ピックオフ効果 / バンチビーム / 偏極ビーム / pick-off効果 / マルチチャネルプレート / 寿命測定 / イメージングプレート / ビームバンチング |
研究概要 |
本研究を進めるにあたり、基礎的開発段階とその実用化による最終目的の達成段階の2段階に分けて系統的な研究を進めることにした。低速偏極陽電子ビーム生成には、多種多様な実験技術が関係しており、それらの技術要素を一つづつ理解しその性能を最大限に発揮させることは、着実に目標に接近できる最良の方法と考えたからである。基礎的開発段階の技術要素としては、次のような課題がある。 1)電磁場中における偏極陽電子のスピン運動の理解。 2)高強度偏極陽電子ビームの生成。 3)ビームバンチングシステムの実用化。 4)ウイーンフィルターの開発。 5)偏極度測定法の確立。 6)陽電子プロファイル測定法の確立。 7)多重ガンマ線測定装置の建設。 8)陽電子発生メカニズムの解明。 これらの課題が解決すれば、その総合としての偏極マイクロビームを実現することは射程距離内にあると思われる。本研究では、全力挙げてこれら個々のの課題に取り組み最良の結果を得るべく努力した結果り、上記のすべての課題について、期待どうりの成果を得ることができた。とくに、2),3),8)については、初期の予想を上回る成果を得ることができ、研究は最終目標にむけて大きく加速ことになった。
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