研究課題/領域番号 |
10359003
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
広領域
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研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
箱嶋 敏雄 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 教授 (00164773)
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研究分担者 |
東 常行 (株)リガク, X腺研究所, 部長(研究職)
清水 敏之 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 助手 (30273858)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
24,000千円 (直接経費: 24,000千円)
2000年度: 4,300千円 (直接経費: 4,300千円)
1999年度: 8,700千円 (直接経費: 8,700千円)
1998年度: 11,000千円 (直接経費: 11,000千円)
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キーワード | X線 / 微小結晶 / 回折 / 蛋白質 / DNA / 結晶 / 複合体 / 分子認識 / 光学系 / ミラー / イメージングプレート / 構造生物学 |
研究概要 |
実験室での生体高分子複合体用のX腺強度データ収集システムを構築した。本システムは、リガク(株)社製の回折計RAXIS-IVと微小焦点のX腺発生機FR-Cからなる。強2枚のイメージングプレートを用いて、度の読みとり時間は短縮するようになっている。X腺ビームはミラーで集光してある。本システムを用いて、蛋白質-DNA複合体、蛋白質-GTP複合体、蛋白質-蛋白質複合体のX腺強度データ収集と、それらの構造解析を行った。これらの複合体は、マウス由来の転写因子IRF-2とDNAとの複合体、分裂酵母由来の転写因子Pap1とDNAとの複合体、マウス脳海馬由来のセリンプロテアーゼNeuropsin、ヒト由来の低分子量G蛋白質RhoAとGTPγSの複合体、及びその標的蛋白質(蛋白質キナーゼ)であるPKNとの複合体、マウス由来の細胞膜-細胞骨格リンカー蛋白質radixinのFERMドメイン、及びそのドメインとIP3複合体とICAM-2複合体であり、それらの構造決定を通して、上記のデータ収集システムが有効であること示した。
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