研究課題/領域番号 |
10400014
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
中嶋 嶺雄 東京外国語大学, 学長 (80014447)
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研究分担者 |
大河 誠司 東京工業大学, 工学部, 助教授 (60201373)
猪口 孝 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (30053698)
水岡 不二雄 一橋大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (30199989)
堀田 泰司 広島大学, 留学生センター, 助教授 (40304456)
二宮 皓 広島大学, 教育学部, 教授 (70000031)
桂 幸昭 琉球大学, 学長 (30044986)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2000年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
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キーワード | 高等教育 / 大学教育 / 国際化 / 単位制度 / 留学生政策 / UMAP / 国際教育 / 留学生 / 大学間支流 / 単位互換 / アジア・太平洋 |
研究概要 |
1. アジア太平洋地域における留学生政策の研究 多くの国に共通して見られる留学生政策の特色として、短期型留学(1学期又は1学年間の留学)を促進する施策が積極的に講じられるようになったことを挙げることができる。たとえば、オーストラリアでは大学に対して一年間外国の大学に留学して現地語を学ぶ学生のための奨学金が連邦政府より支給されるという政策が導入されている。また、タイでは、UMAPを活用する留学生(タイの大学の学生)に対する奨学金支給政策が実施されつつある。また、アメリカでは、伝統的にStudy Abroadプログラムによる短期型留学(海外の大学での学習)が積極的に行われている。 2. 単位互換に関する調査研究 各国の大学における単位制度の実態、単位互換方式の実態などを調査し、いかにその原理と制度が多様であるか、恣意的であるかなどの問題点を解明した。各国の大学における学生交流の推進には単位互換スキームの開発が極めて重要であるという認識が生まれつつあることを明らかにできた。さらにECTSとの互換性に関する基礎的調査を完了することができ、今後のアジア太平洋地域とヨーロッパとの単位互換方式の統一化の可能性を解明することができた。
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