研究課題/領域番号 |
10410008
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
印度哲学(含仏教学)
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研究機関 | 大谷大学 |
研究代表者 |
吉元 信行 大谷大学, 文学部, 教授 (50103122)
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研究分担者 |
田辺 和子 東方研究会, 研究員 (20217102)
高井 康弘 大谷大学, 文学部, 助教授 (00216607)
長崎 法潤 大谷大学, 文学部, 名誉教授 (10081928)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
2000年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1999年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
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キーワード | パンニャーサジャータカ / 大谷大学図書館 / パーリ語貝葉写本 / クメール文字 / ジャータカ / タイ王室寄贈 / 東南アジア文化 / 貝葉ローマナイズ / クメール文化 / タイ王国寄贈 |
研究概要 |
本研究は、大谷大学図書館に蔵されている東南アジア地域所伝の膨大な南方仏教貝葉写本(以下<大谷貝葉>)の中で、特に稀覯写本と思われる一連のPannasajataka(50ジャータカ)といわれるパーリ語文献群の体系的、文献的研究である。この50ジャータカのうち、大谷貝葉には26種のジャータカが収められているが、そのうちの9ジャータカをローマナイズし、田辺博士招来のバンコック国立図書館所蔵のマイクロフィルムと校合して校訂及びその翻訳研究をほぼ完成することができた。それをもとにして、代表者を中心に、分担者、協力者の協力を得て、以下のような作業を実施し、成果を得た。 1)上記資料のローマナイズ対校版と試訳作成。 2)クメール文字によるジャータカに関する資料収集。 3)タイにおけるジャータカ等の仏教文学の伝播地域と<大谷貝葉>流伝地域の関係研究、関連資料収集。 4)昨年度招聘したタイ在住のパーリ語貝葉研究者Peter Skilling氏(Fragile Palm Leaves for the Preserv ation of Buddhist Literature)の公開講演筆録の翻訳。 5)パンニャーサジャータカに関するタイ語による研究文献の翻訳。 6)毎月研究会を実施し、代表者・分担者それぞれ研究論文を発表。 上記成果をとりまとめて、研究成果報告書として提出する。
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