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大学設置基準の大綱化に伴う学士課程カリキュラムの変容と効果に関する総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 10410070
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 教育学
研究機関広島大学

研究代表者

有本 章  広島大学, 高等教育研究開発センター, 教授 (00030437)

研究分担者 小川 正賢  広島大学, 高等教育研究開発センター, 教授 (80143139)
羽田 貴史  広島大学, 高等教育研究開発センター, 教授 (90125790)
山野井 敦徳  広島大学, 高等教育研究開発センター, 教授 (80019067)
今井 重孝  青山学院大学, 文学部, 教授 (80160026)
小笠原 正明  北海道大学, 高等教育機能開発総合センター, 教授 (60001343)
山本 眞一  筑波大学, 大学研究センター, センター長(教授) (10220469)
斉藤 紘一  東北大学, 大学教育研究センター, 教授 (90004457)
国歳 眞臣 (国義 眞臣)  鳥取大学, 大学教育センター, センター長(教授) (00032318)
金子 元久  東京大学, 大学総合教育研究センター, センター長(教授) (10185936)
細野 明美  信州大学, 教育システム研究開発センター, センター長(教授) (20021074)
清水 一彦  筑波大学, 大学研究センター, 助教授 (20167448)
研究期間 (年度) 1998 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
10,600千円 (直接経費: 10,600千円)
2000年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
1999年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
1998年度: 3,900千円 (直接経費: 3,900千円)
キーワード学士課程教育 / カリキュラム改革 / 大学設置基準の大綱化 / 教養部 / 教養教育と専門教育の統合 / コアカリキュラム / 教員調査 / 学生調査 / カリキュラム / 大綱化 / 主専攻・副専攻制 / 全学委員会方式 / 大学教育研究センター方式 / 基礎科目 / 一般教育 / 大網化 / 主専攻・別専攻制
研究概要

本研究は,3年間にわたって体系的・組織的に実施され,以下のような成果をおさめた。
1. 所期の目的に沿って,「大学設置基準の大綱化に伴う学士課程カリキュラムの変容と効果」を理論的,実証的研究によって明確にすることに努めた。
2. 本研究は,全国大学教育研究センター等協議会の共同研究として行ったが,その組織的特色を発揮して,全国的なカリキュラム改革の動向と各機関内のカリキュラム改革の動向との統合的アプローチによって主題の解明を追及した。
3. アンケート調査,訪問調査,参与観察,ケーススタディ等の各種の方法を採用し,顕在的カリキュラムと同時に潜在的カリキュラムの把握に努めた。
4. 協議会メンバー校の先行研究を踏まえるとともに,当該研究の関連先行研究において不十分な状態にある総合的研究,国際比較研究を試みた。
5. 1998年度には機関調査研究会,学生調査研究会,コアカリキュラム研究会,外国研究,訪問調査(12大学)などを行った。
6. 1999年度には教員調査及び学生調査(国立16校,私立5校)を実施,外国の大学のカリキュラム研究会,教員組織調査を実施した。
7. 2000年度にはアンケート調査の分析,日本教育社会学会報告,合宿研究会を行った。報告書「大学設置基準の大綱化に伴う学士課程カリキュラムの変容と効果に関する総合的研究」を完成した。
8. 本研究の主たる成果は,旧来の学士課程カリキュラムの特徴である分化・分離の状態を克服し統合するための大綱化以降の学士課程カリキュラム改革の効果が十分に上がっていない事実を理論的・実証的に明らかにしたことにある。具体的には,学士課程のカリキュラム改革の効果が不十分である実態を,(1)理念の確立,(2)カリキュラム編成,(3)教員組織編成,(4)理念の共有,(5)学生への教育意図の伝達と実力の養成,(6)学生と教員の間の距離,等を通じ具体的に解明した。これらの研究成果に基づいて,学生課程改革の見直しと新たな改革の必要性を提言した。

報告書

(4件)
  • 2000 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1999 実績報告書
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 有本章: "大学改革の現状と課題-大学審議会答申との関連において-"大学教育学会誌. 21・2. 2-12 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 有本章: "ファカルティ・ディベロップメントの歴史と展望"IDE現代の高等教育. 412. 5-11 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 有本 章(編): "学部教育改革の展開"広島大学大学教育研究センター. 182 (2000)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 有本 章: "世界の教育改革(佐藤三郎編)世界の大学・高等教育改革"東信堂. 283(244-264) (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 有本章(編): "訪問調査報告(暫定版)" 広島大学大学教育研究センター私家版, 67 (1999)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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