研究課題/領域番号 |
10410109
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学・音声学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
津曲 敏郎 北海道大学, 大学院・文学研究科, 教授 (80113588)
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研究分担者 |
呉人 恵 富山大学, 人文学部, 助教授 (90223106)
大島 稔 小樽商科大学, 言語センター, 教授 (00142787)
佐藤 知己 北海道大学, 大学院・文学研究科, 助教授 (40231344)
渡辺 己 香川大学, 経済学部, 助教授 (30304570)
風間 伸次郎 東京外国語大学, 外国語学部, 助教授 (50243374)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
9,800千円 (直接経費: 9,800千円)
2000年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
1999年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
1998年度: 4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
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キーワード | 北方諸言語 / 音声データベース / 言語変容 |
研究概要 |
1.研究会議の開催 3年度に渡り、各年度2回、のべ6回の研究打ち合わせ会議を開催した。毎回2日間に渡って全員が会したうえで、6〜7名の研究発表をもとに活発な意見交換を行った。これにより各自が北方諸言語のかかえる諸問題に対する認識を深め、おおいに視野を広げることができた。特に内外から講師やコメンテータの参加をあおぎ、分野・領域を越えた刺激を得ることができたのはきわめて有益であった。また大学院生にも発表の場を与えることで、若手研究者の育成にも資するところがあった。 2.音声データの整理・分析 各自が収集してきた音声データについて、整理・複製・分析の作業を進めた。地域による事情の違い等から、全体としての音声データベースそのものの作成には至らなかったが、それに向けての基礎固めはできた。一部の音声データは北海道立北方民族博物館(網走市)の音声展示用のデータとしても提供した。 3.成果の公表と報告書刊行 各自の研究成果の一部は、日本言語学会大会および同主催のシンポジウム、特定領域研究「環太平洋の言語」国際シンポジウム、国立民族学博物館共同研究会などの場で口頭発表されたほか、学会誌等にも掲載された。また関連報告書シリーズとして、論文集『環北太平洋の言語』を、すでに刊行済みの号(第4号1998,5号2000:いずれも欧文)に続き、あらたに2001年3月にも刊行した(第6号欧文,7号和文)。うち第7号が本研究の直接の研究成果報告書として位置付けられ、本研究の代表者および分担者のほとんどが研究成果の一端を論文として執筆している。
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