研究課題/領域番号 |
10430016
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済政策(含経済事情)
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研究機関 | 鳥取女子短期大学 |
研究代表者 |
内藤 正中 鳥取女子短期大学, 日本文化学科, 教授 (90032416)
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研究分担者 |
今村 実 鳥取女子短期大学, 日本文化学科, 助教授 (50269966)
野津 和功 鳥取女子短期大学, 日本文化学科, 助教授 (60132403)
豊島 吉則 鳥取女子短期大学, 日本文化学科, 教授 (90031905)
周 建中 鳥取女子短期大学, 日本文化学科, 講師 (80300383)
齋木 恭子 (齊木 恭子) 鳥取女子短期大学, 幼児教育学科, 助教授 (10225683)
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研究期間 (年度) |
1998 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
4,300千円 (直接経費: 4,300千円)
1999年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1998年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
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キーワード | 在日韓国・朝鮮人 / 在日民族文化 / 在日実態調査 / 在日歴史 / 在日の歴史 |
研究概要 |
(1)鳥取県在住の韓国・朝鮮人は1632人(平成9年)、外国人全体の50.4%を占める。しかし1945年には18,000が居住していたのであるから、強制連行以来の歴史と減少の経過を通じて、いわゆる「特別の歴史」を明らかにする必要がある。地元新聞、県統計書、その他の史料を通じて、在日の歴史を明らかにした。 (2)20才以上948人を対象にして、その生活と意識について民族団体の協力を得てアンケート調査を実施した。有効回答222を項目ごとに集計し、年代別に意識が相違することを解明した。 (3)民俗行事は一世を中心に在日家庭で継承されている。しかし日本での実状に合わせるかたちで、冠婚葬祭なども簡略化をよぎなくされ、民族の伝統を維持することが困難になっている現状について、一世に対する面接調査によって明らかにした。 (4)三世、四世の子ども世代への民族文化の継承の実態について、二世の母親との面接と山陰朝鮮初中級学校での教育内容の聴取を通じて解明することができた。 (5)県内在住の3分の2の者が、「誇りをもって在日として生きぬく」といっている。そのためには何が必要であるかを明らかにするのが本研究の課題であったが、先行研究が皆無に近い現状では、ようやく研究の入口に立つことができたということである。
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