研究課題/領域番号 |
10450142
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報通信工学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
青木 由直 北海道大学, 大学院・工学研究科, 教授 (90001180)
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研究分担者 |
棚橋 真 北海道大学, 工学研究科, 助手 (90250480)
坂本 雄児 北海道大学, 工学研究科, 助教授 (40225826)
山本 強 北海道大学, 工学研究科, 教授 (80158287)
初田 健 北海道工業大学, 教授 (10198757)
藤原 祥隆 北見工業大学, 教授 (20219067)
三橋 龍一 Hokkaido Inst. of Tech., Fac. of Eng., Prof. (90254698)
青木 直史 Hokkaido Univ., Grad. School of Eng., Inst. (80322832)
川嶋 稔夫 Future Univ. Hakodate, Prof. (20152952)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
10,900千円 (直接経費: 10,900千円)
2000年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
1999年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
1998年度: 5,200千円 (直接経費: 5,200千円)
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キーワード | 化身話(Avatar Language) / アバタ(Avatar) / CGアニメーション / ジェスチャエディタ / 知的衛星通信 / 非言語コミュニケーション / 非言語チヤッテングシステム / 日韓非言語通信 / アバタ(avatar) / 衛星通信 / ジェスチャ・エディタ / MATLAB / チャッテングシステム / Lifo言語 / アバタ(Avarar) / クライアント-サーバシステム / 日韓手話通信 / 手話CGアニメーション / 通信衛星 / 化身話 |
研究概要 |
手話・身振り・顔の表情を主体にした、異なる言語間での意志の伝達を行う通信方式とシステムの開発を目的として研究を行った。研究の過程で、WWWで代表されるサイバースペース内でのコミュニケーションを手助けしてくれるアバタ(Avatar・・・化身)同士が会話する意味で、新しく化身話(Avatar Language)の概念を提案して研究を進めた。手話(化身話)や身振り動作を高速にデザインし、ライブCG手話アニメーションを制作するため、これまで利用して来たLispとForthの中間的言語であるLifo言語をさらに整備・発展させ、システム構築に利用した。信号処理に用いられているツールであるMATLABを利用して、簡便に手話(化身話)のチャットシステムを構築する方法についても研究を行い成果を得た。本研究の目的が異言語間で健常者が情報弱者になった場合を考慮しての研究であり、従来身障者が情報弱者の立場に立たされた状況も参考にして研究を進め、手話(化身話)動作をより簡単にデザインできる編集システム(化身話動作編集システム)についても研究を発展させ、システム実用化の初期の段階の成果を得た。手話(化身話)を利用した具体的な異言語間非言語コミュニケーションとしては、言語構造が似ている日本と韓国間での簡単な非言語通信実験を行い成果を得た。通信衛星を利用した非言語通信に関しては、JCSAT通信衛星を利用して知的通信方式の考えを取り入れて、自局折返しでの通信実験を行い、予想通りの結果が得られた。本研究は衛星通信向け知識ベース遠隔アクセス方式の研究にも関連しており、仮想実行環境制御方式を提案し、JCSAT通信衛星を利用して応答性能評価等の実験を行った。通信衛星利用に関し、都市内遮蔽特性を取上げ、市街地での減衰特性を補償する衛星通信方式を提案し、その効果を実際に計測し、将来の異言語間通信実験のための基礎データが収集できた。
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