研究分担者 |
宮本 文穂 山口大学, 工学部, 教授 (10093535)
六郷 恵哲 岐阜大学, 工学部, 教授 (40127155)
三木 千寿 東京工業大学, 工学部, 教授 (20016645)
重石 光弘 熊本大学, 工学部, 助教授 (50253761)
鎌田 敏郎 岐阜大学, 工学部, 助教授 (10224651)
森川 英典 神戸大学, 工学部, 助教授 (70220043)
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配分額 *注記 |
12,700千円 (直接経費: 12,700千円)
2000年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1999年度: 4,800千円 (直接経費: 4,800千円)
1998年度: 5,700千円 (直接経費: 5,700千円)
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研究概要 |
3年間の研究成果を取りまとめるに当たって,以下のような7項目について総括することを目標として本年度の研究活動を実施した.その結果,以下のような診断法の創成に関する新たな知見が得られた (1)構造物の非破壊調査と診断法に関する研究総括:研究代表者(大津)が担当し,鋼-コンクリート構造物の点検手法としての非破壊検査法の現状と診断技法としてのエキスパートシステムの動向が調査され,総括を行った.(2)AE法の構造物診断への適用に関する研究:研究分担者(重石)が担当し,AE法の主にコンクリート構造物への適用性と最新の計測法の開発動向が明らかになった.(3)コンクリートの非破壊試験に関する研究:研究分担者(魚本)が担当し,広範囲な調査が実施され,実用化の動向と,そのための開発試験の概要が示された.(4)コンクリート構造の損傷評価と非破壊検査に関する研究:研究分担者の(六郷・鎌田)が担当し,破壊力学及び損傷力学に基づいた定量的な劣化の評価法が非破壊検査法と結び付けられた.(5)鋼構造物の劣化診断と評価に関する研究:研究分担者(三木)が担当し,橋梁を中心に鋼構造物の劣化の状況と診断のための手法が調査・整理され,実用的な検査法が提案された.(6)構造物の劣化診断に関する研究:研究分担者(森川)が担当し,現場試験に基づいた貴重な試験結果が取りまとめられ,診断のための実用的な点検・検査手法が提案された.(7)橋梁の劣化診断システムに関する研究:研究分担者(宮本)が担当し,診断システム構築と適用事例が明らかにされた.
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