研究課題/領域番号 |
10450334
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
有機工業化学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
細見 彰 筑波大学, 化学系, 教授 (00004440)
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研究分担者 |
伊藤 肇 岡崎国立共同研究機構, 分子化学研究所, 助手 (90282300)
三浦 勝清 筑波大学, 化学系, 講師 (20251035)
北條 信 筑波大学, 化学系, 助教授 (50229150)
立岩 淳一 筑波大学, 化学系, 助手 (30302350)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
14,200千円 (直接経費: 14,200千円)
2000年度: 3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
1999年度: 3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
1998年度: 7,000千円 (直接経費: 7,000千円)
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キーワード | ケイ素-銅交換反応 / 立体選択的合成 / カルボニルイリド / 還元的メタル化 / ラジカル反応 / サマリウム推進反応 / [3+2]環化反応 / ケイ素誘導反応 / 高配位マンガンアート反応剤 / 1,3-双極子反応剤 / 還元的メタル化反応 / 5配位ケイ素ヒドリド反応剤 / アリルマンガンアート錯体 / プロパルギルマンガンアート錯体 |
研究概要 |
本研究課題で平成10年度から平成12年度の間に得られた成果を以下に示す。 (1)Tailor-made1,3-双極子反応剤の新規生成と高選択的有機合成に関する研究 生成法が全くなく、確立が望まれていた不安定化学種である非安定化1,3-双極子反応剤を安定な有機ケイ素化合物として設計合成し、これらの反応性を解明し、基礎化学の発展を図るとともに、新規1,3-脱離反応の発見と合成化学への展開を図った。 a)Tailor-made新規1,3-双極子反応剤の創製と親双極子反応剤と[3+2]環化付加反応。 b)構造式(M=Si,Ge,Sn;X=O,NR,S)で表わされる化合物を用いてヘテロ親双極子反応剤との反応を行い、新しい環化反応を一部達成した。また、これまで知られていない任意の置換基を持つ新しい1,3-双極子反応剤を設計し、例えば母体のカルボニルイリドおよび任意置換基を持つカルボニルイリドの創製とその化学の展開を行った。 c)希土類金属および関連金属カルベノイドの新規生成と多様なカルボニルイリドの新規発生とその合成化学研究を行った。 (2)反応性高配位有機ケイ素、マンガン、クロム化合物の創製と高選択的有機合成に関する研究。 高配位遷移金属化合物を用いる還元的メタル化反応を達成するための基礎的研究を行った。さらにアリルアニオン、ヒドリドイオンなど高反応性活性種の等価体として高配位ケイ素化合物を合成に一部成功した。例えば、アルコキシシラン(マンガン)/ジオール系を用いる高反応性高配位ケイ素、マンガン反応剤の創製とその反応の高次制御を行った。更に、鉄アート錯体を利用する新輝合成反応をあきらかにした。研究成果の一部は速報として発表した。
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