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ルーメンVFAによる成長ホルモン分泌制御の機構解明

研究課題

研究課題/領域番号 10460120
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 応用動物科学
研究機関東北大学

研究代表者

萩野 顕彦  東北大学, 大学院・農学研究科, 助手 (80156249)

研究分担者 佐々木 康之  帯広畜産大学, 学長 (90005637)
加藤 和雄  東北大学, 大学院・農学研究科, 助教授 (60091831)
小原 嘉昭  東北大学, 大学院・農学研究科, 教授 (50302196)
研究期間 (年度) 1998 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
13,200千円 (直接経費: 13,200千円)
1999年度: 5,000千円 (直接経費: 5,000千円)
1998年度: 8,200千円 (直接経費: 8,200千円)
キーワード成長ホルモン / IGF-I / インスリン / VFA / 採食 / ヒツジ / デンプン給与 / カゼイン給与 / ルーメン / 十二指腸 / 飼料 / タンパク質給与
研究概要

ルーメンVFAによる成長ホルモン分泌抑制のメカニズムについて、異なる飼料を与えたときのGH分泌反応およびルーメン内あるいは十二指腸内にデンプン、タンパク質を注入したときのGH分泌反応について検討した。
1.異なる飼料((1)乾草のみ、(2)乾草60%+濃厚飼料40%、(3)乾草20%+濃厚飼料80%)を給与したときのGH分泌反応について検討した結果、乾草のみを給与した場合にくらべて濃厚飼料を給与した場合は基礎GHレベルが有意に低下した。採食後のGH濃度の低下も、濃厚飼料給与区でより長時間持続した。インスリン濃度は、乾草のみの給与ではほとんど変化しなかったのに対し、濃厚飼料給与区で有意の増加した。
2.デンプン、カゼインをルーメン内あるいは十二指腸内に注入し、これらの消化吸収される場所の違いがGH分泌に及ぼす影響について検討した。デンプン、カゼインのルーメン内注入区では、対照区に比較して採食後のGH濃度の低下が長時問持続した。デンプンのルーメン内注入では、採食終了後のインスリン濃度が、対照区に比較して有意に高い値を示した。デンプンを十二指腸に注入した場合は、対照区と比較してGHインスリン、IGF-I濃度に差は見られなかった、カゼインを十二指腸内に注入したときは、採食後のGH低下が長時間持続した。
以上の結果により、(1)飼料成分が異なるとGH分泌動態が変化すること、(2)飼料の消化吸収部位が異なるとGH分泌反応が変化することが明らかになった。

報告書

(3件)
  • 1999 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1998 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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