研究課題/領域番号 |
10460148
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用分子細胞生物学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
山形 裕士 神戸大学, 農学部, 助教授 (00159203)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
13,500千円 (直接経費: 13,500千円)
2000年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1999年度: 8,600千円 (直接経費: 8,600千円)
1998年度: 3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
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キーワード | 光シグナル伝達 / プロテインキナーゼ / MAPキナーゼ / cGMP / CDPK / ダイズ培養細胞 / フィトクローム / PKG / 遺伝子発現調節 / チロシンリン酸化 / 植物遺伝子発現 / 光独立栄養培養細胞 / セリン / スレオニンキナーゼ |
研究概要 |
植物の光応答性遺伝子の発現を調節する光シグナル伝達機構を解析するとともに光シグナル伝達を仲介する物質の同定と機能解析を目的とし、特に、光によって活性が調節されるプロテインキナーゼを検索した。また、植物遺伝子発現を調節するセカンドメッセンジャーであるcGMPにより発現調節を受ける遺伝子を検索した。 ダイズ光独立栄養培養細胞(SB-P細胞)の可溶性画分に光依存的な一過的チロシンリン酸化を受けて活性化する46kDaセリン/スレオニンプロテインキナーゼを検出し、LAPK (light-signal activated protein kinase)と名付けた。特性解析の結果、LAPKはMAPキナーゼ様プロテインキナーゼであることを明らかにした。また、光照射したSB-P細胞より活性型のLAPKを部分精製した。精製酵素の特性は上記のLAPKの性質と一致した。 ダイズSB-P細胞からcGMPにより発現量が変動する遺伝子をPCRサブトラクションによって複数単離した。ファイトアレキシン合成系酵素遺伝子の発現は光やcGMPによって誘導された。CDPK cDNA (CDPK-B)遺伝子プロモーターを単離し、光抑制に関与するシスエレメントの候補配列を見出した。
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