研究分担者 |
合田 文則 香川医科大学, 医学部, 助手 (90294769)
土井 昭孚 香川医科大学, 医学部, 助教授 (00033217)
寺中 正人 香川医科大学, 医学部, 教務職員 (20294770)
出原 敏孝 福井大学, 遠赤外開発研究センタ, 教授 (80020197)
高島 均 香川医科大学, 医学部, 助教授 (10116402)
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配分額 *注記 |
5,100千円 (直接経費: 5,100千円)
2000年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1999年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1998年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
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研究概要 |
本研究は,福井大学で開発されたサブミリ波ジャイロトロンの医療応用として、サブミリ波カテーテル照射装置の基礎的研究を行うもので,生体医療照射への実用化を目指したものである。当初計画によると,研究には大きく分けて,3つの目的があり,1)ジャイロトロンを光源とした生体照射装置の開発であり,それを生体内で可能にするために,2)生体内電磁波カテーテル電送ラインと局部放射アンテナの開発の目処を得ること,および,3)これらの装置を用いた予備的な照射実験である。1)に対しては,光源としてのジャイロトロンの安定化を図った(成果(2)(3)(4))ほか,28mm径のジャイロトロン出力口からカテーテル導波管への電磁波モード変換器を種々試作し(成果(1)(5)),効率の良い生体照射装置を開発した(成果(6))。2)のカテーテル導波管の開発では,材質,内径およびベンド角の異なった導波管の特性を測定し,コンピュータ・シミュレーションの結果と比較した。また,放射アンテナに関してはホーンアンテナとロッドアンテナを試作し,牛肉片と生体ラットに対して,3)のプリミテブな照射実験を行った(成果(6))。このカテーテル照射実験における被照射体の熱編成領域の時間的変化測定(赤外線放射温度計と微細熱伝対を用いた)から,サブミリ波ジャイロトロンを光源としたテーテル照射装置が,ガン照射装置として有望であることが推察された。なお,現在検討中の事項として,電磁波部品の金メッキ化とフレキシブル化とがある。
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