研究課題/領域番号 |
10470220
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
胎児・新生児医学
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
竹下 研三 鳥取大学, 医学部, 教授 (90037375)
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研究分担者 |
江原 寛昭 鳥取大学, 医学部, 助手
前垣 義弘 鳥取大学, 医学部・附属病院, 助手 (80252849)
前岡 幸憲 鳥取大学, 医学部・附属病院, 助手 (30273890)
洲崎 一郎 鳥取大学, 医学部・附属病院, 助手 (80294320)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
4,400千円 (直接経費: 4,400千円)
2000年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1999年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1998年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
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キーワード | 幼若脳 / 脳障害 / 可塑性 / 胎児 / 新生児 / 先天性脳障害児 |
研究概要 |
われわれの研究は、動物脳においてのみ行われてきた胎児・新生児脳での可塑性の出現をヒト脳においても出現する事実と、そのメカニズムを明らかにすることを目的としてきた。これまで片麻痺患者について検討を行ってきたが、今年度は、両側性脳性まひ(痙性およびアテトーゼ型)での運動機構を検討した。重度の障害部では下肢の運動野が上肢運動野に近い位置に移動すること、また、軽症病巣側の運動野が両側を支配する傾向にあることを推測した(Maegaki Y etal.Pediatr Res 1999;45:559-567)。なお、これらに関連する基礎的研究として、結節性硬化症(TS)の血管線維腫から分離された細胞株の外界刺激からの感受性が健常細胞に比して低く、外界刺激からの可塑性には細胞の健常性が条件であること(Toyoshima M et al.Brain Dev 1999;21:184-191)、未熟児アテトーゼ型脳性まひでの瞬目反射回復曲線の興奮性が高いこと(Maeoka Y et al.Electromyogr clin Neurophysiol 1999;39:79-85)、頭痛患者の脳波コヒーレンスや(Koeda T et al.Headache 1999;39:280-286)、片側性小舞踏病での神経生理学的機序(Maegaki Y et al.Neuropediatr 2000;31:70-74)などからは左右脳半球の分離性に問題があることなどを明らかにした。
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