研究課題/領域番号 |
10470305
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
長谷川 幸治 名古屋大学, 大学院・医学研究科, 助教授 (50208500)
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研究分担者 |
坂野 真士 名古屋大学, 医学部・附属病院, 助手 (10324427)
原田 敦 国立療養所中部病院, 医長 (80198910)
伊藤 宜則 (伊藤 宣則) 藤田保健衛生大学, 衛生学部, 教授 (50087665)
川崎 雅史 名古屋大学, 医学部・附属病院, 医員
鳥居 行雄 名古屋大学, 医学部・附属病院, 医員
山内 健一 名古屋大学, 医学部, 医員
北村 伸二 名古屋大学, 医学部, 医員
岩貞 勢生 名古屋大学, 医学部, 医員
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研究期間 (年度) |
1998 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
10,400千円 (直接経費: 10,400千円)
2001年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2000年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1999年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1998年度: 6,400千円 (直接経費: 6,400千円)
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キーワード | 運動器疾患 / コホート / 骨粗鬆症 / 変形性関節症 / 転倒 / 下肢筋力 / QOL / 認知機能 / 変形性膝関節症 / 変形性脊椎症 / 疫学的検討 / 生活習慣 / 骨密度 / コホート研究 / 予防 / 骨折 |
研究概要 |
北海道Y町住民約18000人のうち1982年から20年間に定期に町民検診を受け内科的・生活習慣のデータが整備された約5000人をコホートを研究対象とした。とくに60歳以上の町民を対象とした。運動器疾患のprospectiveな検討を平成13年までの4年間続け、身体所見、生活習慣などの生活習慣と身体所見をはじめとした内科的データと総合的に解析した。1)骨粗鬆症と転倒に対する研究ではend pointを骨折として研究した。2)高齢者膝関節症の診断と疫学的研究をおこなった。3)腰痛と脊椎変形の疫学的研究をした。4)高齢者運動器疾患とQOLを検討した。運動器検診15項目は1)アンケート、2)転倒手帳を作成し転倒の記録、3)身体所見、4)整形外科疾患の問診、5)体力検査、6)骨密度、7)腰椎側面臥位X線像、膝関節立位撮影、8)膝サーモグラフィー9)血液検査、10)尿検査、11)健脚度評価、12)重心動揺検査、13)軟部組織量評価、14)エルゴメーター15)高次脳機能である。 Y町の転倒率は約10%と少なく、骨折の頻度も少なかった。2)骨密度が高く、重労働との関連が示唆された。3)エルゴメータによる下肢筋力の基準値を作成した。下肢筋力は背筋力、下腿周囲径、健脚度と強く相関した。4)膝関節症は女性に多く、70歳以上の女性で35%あった。約50%で膝変形がないことが判明した。5)利き足と運動器疾患が関係する可能性がある。6)一般住民における重心動揺の加齢に伴う変化の標準値と変形性関節症との関連を検討した。7)膝関節症ではサーモグラフィーに変化が見られた。7)膝関節症と脊椎症のレントゲンの重症度の基準を作成した。8)腰椎の前彎の消失は腰痛の原因となっている可能性があった。9)生活の質(QOL)の質問票SF-36を行ない標準値を作成した。10)高次脳機能(記憶、計算、認知)の標準値を作成した。
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