研究課題/領域番号 |
10470397
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能系基礎歯科学
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研究機関 | 国立感染症研究所 |
研究代表者 |
西沢 俊樹 (西澤 俊樹) 国立感染症研究所, 口腔科学部, 室長 (00072942)
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研究分担者 |
今井 奨 国立感染症研究所, 口腔科学部, 主任研究官 (80072958)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
6,000千円 (直接経費: 6,000千円)
2001年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2000年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1999年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | ペプチドワクチン / 平滑面う蝕 / ペプチド抗原 / マルチアグレトープ型ペプチド / 多価ペプチドワクチン / 鼻腔免疫 / 粘膜免疫 / 滑面う蝕 / 多面ペプチドワクチン / アグレトープ / スペーサーアミノ酸 / コンジェニックマウス / 抗体誘導能 / 交叉反応性エピトープ |
研究概要 |
本研究の最終目的はう蝕予防用のヒトに安全な経鼻免疫用ペプチドワクチンを開発することである。そのために、本研究課題では、これまで行ってきた我々の研究成果を基に、う蝕ワクチン用として特定した阻害抗体誘導能を持つ最小単位のユニットペプチド(TYEAALKQYEADL)を基本とし、そのアミノ酸配列や構造に意図的に手を加えることにより、ペプチドワクチンの弱点を一つ一つ解決し、実用可能な粘膜免疫用のペプチド抗原のプロトタイプを完成させた。 このプロトタイプは、マウスにおいてではあるが、腹腔免疫において目的とするワクチン抗体を誘導でき、経鼻免疫においてもアジュバント(コレラトキシンなど)非存在下でもワクチン抗体を効率よく誘導している。 以上で、当該研究課題の目的であったマウスにおける実験を全て終了した。今後、上記ヒト平滑面う蝕予防用経鼻ペプチドワクチンのワクチン抗体誘導能を、ヒトへの応用の前段階として、ヒトとMHCクラスIIの遺伝子型を一部共有するチンパンジィーの経鼻免疫実験により実証したい。
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