研究課題/領域番号 |
10470451
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
矯正・小児・社会系歯学
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研究機関 | 鶴見大学 (1999-2000) 東京歯科大学 (1998) |
研究代表者 |
宮武 光吉 鶴見大学, 歯学部, 客員教授 (40256318)
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研究分担者 |
川渕 孝一 東京医科歯科大学, 大学院, 教授 (10308934)
岡田 真人 (岡田 眞人) 東京歯科大学, 歯学部, 助教授 (50276987)
渡邊 達夫 岡山大学, 歯学部, 教授 (20034176)
森田 学 岡山大学, 歯学部付属病院, 講師 (40157904)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
9,600千円 (直接経費: 9,600千円)
2000年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1999年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
1998年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
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キーワード | 歯科診療 / 歯科医療費の原価 / 疾病分類 / 診断群別・包括支払い方式(DRG / PPS) / 社会保険診療 / 診療報酬 / DRG / PPS / 診療コスト / 歯周治療 / 処置点数 / 医業経営 / 根管治療 |
研究概要 |
(1)個人立歯科診療所の収支状況を経年的に分析した結果、1989年に比べて1997年は、4.9%減少している。これは、患者数の減少と医業費用の増加によることが示唆された。 (2)根管治療、歯周治療などの診療行為別回数・点数等の構成割合、年次推移等について分析した結果、根管治療、歯周治療とも診療報酬点数の平均値、最頻値は、一般的な診療行為の累積点数とほぼ等しいことが推定された。 (3)近年の、歯科診療行為の構成割合について分析した結果、歯周治療の点数およびその比率はいずれも増加傾向にあるが、有床義歯は、減少傾向にあることが明らかにされた。 (4)これらの結果に基づき、今後の歯科保険診療に、DRG/PPSを導入することの可否等について検討を行った。その結果、DRG/PPSの導入に先立ち、適切な歯科疾病の分類、標準的な歯科診療に関するガイドラインの制定、歯科診療のコストについての科学的な分析などの検討が必要であることを提言した。
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