研究課題/領域番号 |
10470495
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医薬分子機能学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
太田 茂 広島大学, 医学部, 教授 (60160503)
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研究分担者 |
杉原 数美 広島大学, 医学部, 教務員 (20271067)
北村 繁幸 広島大学, 医学部, 助教授 (40136057)
吉原 新一 広島大学, 医学部, 助教授 (00037607)
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研究期間 (年度) |
1998 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1999年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | パーキンソン病 / テトラヒドロイソキノリン / パーキンソン病防御物質 / パーキンソン病発症物質 / ドーパミン神経 / 細胞培養 |
研究概要 |
新規TIQ型発症物質候補の設計・合成・脳内検出 1 1位に長鎖アルキル基(C5,C8,C11)を有した高脂溶性のTIQ類を合成し、マウス、ラット脳内からGC-MSを用いて上記化合物を検出するための条件検討を行った。 1MeTIQ生成酵素に対する発症物質群の作用 2 1MeTIQの構造類似体でありパーキンソニズム発症物質である上記化合物、TIQ、1-ベンジル-TIQ、3',4'-ジヒドロキシ-1-ベンジル-TIQが1MeTIQ生成反応の阻害剤となることを明らかとした。 3. 1MeTIQ生成酵素反応に於いて発症物質群と1MeTIQの相互作用を詳細に検討し、構造活性相関を行い、酵素阻害剤としての構造上の特徴を明らかにした。 細胞培養系を用いた発症機構の解明 4 ドーパミン神経細胞由来の培養細胞系を用いて、各種発症物質の神経毒性を検討しドーパミン神経細胞選択的であることを確認した。また、1MeTIQが神経栄養因子を活性化し、毒性防御に重要であることを明らかにした。 5 細胞培養系に於ける1MeTIQ生成活性を検討し、パーキンソン病発症物質が阻害効果を有することを明らかにした。
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