研究課題/領域番号 |
10470526
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎・地域看護学
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
林 滋子 北里大学, 看護学部, 教授 (30010010)
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研究分担者 |
内藤 雅子 北里大学, 看護学部, 教授 (10010084)
池田 明子 北里大学, 看護学部, 教授 (90090399)
宮里 和子 北里大学, 看護学部, 教授 (60077196)
戸田 肇 北里大学, 看護学部, 助教授 (80286369)
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研究期間 (年度) |
1998 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1998年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
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キーワード | 看護基礎教育 / 看護臨地実習 / 看護生涯学習 / 現任教育 |
研究概要 |
今日の医療・看護の内容の高度化、複雑化ならびに高齢化の進展によって質の高い医療や看護が求められると同時に看護職者の生涯学習ニーズも高まっている。本研究はこのような社会的ニーズ及び看護職者のニーズに応えるために、看護職者の生涯学習ニーズとその充足の実態を把握するとともに、看護生涯教育のモデル化に向けて検討を行ったものであり、以下の3つの分担研究により構成した。 1.看護基礎教育における臨地実習指導のあり方:一看護系大学における10年にわたる臨地実習指導の実態を分析することにより、学生の基礎づくりとしての看護実践能力を発展させるための臨地実習指導の基本的要件を明確にした。 2.病院における看護職者の生涯学習ニーズと支援システム:二つの大学病院に勤務する看護職者769人を看護経験年数によって4段階に分け、臨床看護実践の習熟度及び専門職としての成熟度を調査・分析し、各段階に応じた学習ニーズを明確にした。ニーズを支援するシステムとして臨床看護実践の習熟度と専門職としての成熟度を調和させる機能が必要であるとされた。 3.看護職者の生涯学習ニーズと支援状況:看護職者の生涯学習ニーズとその充足の実態を神奈川県下における24病院の看護管理者及び看護職者を対象に調査し、看護職者3,232人の約7割に専門性を高めたり、幅広い知識と豊かな教養を身につけるという学習のニーズがあった。学習を支援するための情報提供や職場における学習のための体制づくりが必要であることが示された。 以上の3分担研究を統合し支援システムとして1つのモデルを提案した。
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