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科学者の期待するカリキュラム像についての調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 10480031
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 科学教育
研究機関国立教育政策研究所

研究代表者

吉岡 亮衛  国立教育政策研究所, 国立教育研究所・教育情報・資料センター, 室長 (40200951)

研究分担者 小松 幸廣  国立教育政策研究所, 教育情報・資料センター, 室長 (50241229)
清水 克彦  国立教育政策研究所, 教育指導研究部, 室長 (00192609)
坂谷内 勝  国立教育政策研究所, 教育情報・資料センター, 室長 (70187053)
研究期間 (年度) 1998 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
6,500千円 (直接経費: 6,500千円)
1999年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1998年度: 4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
キーワード科学教育 / カリキュラム / 自然科学 / 算数 / 数学 / 理科 / 科学者 / アンケート調査 / 大規模調査 / 算数・数学
研究概要

大学生の学力低下、学習指導要領の改訂に関わる様々な問題は、社会的な関心事項であるとともに、大学や会社の研究者にとって切実な問題となっている。本研究では、科学者が期待するカリキュラムとはどのようなものであるのか、それはこれまでのカリキュラムとどのように異なるのかを明らかにすることを目的に次の点について研究した。
1.昭和40年代に、科研費特定研究に「科学教育」という領域が選定された。そこでは科学者が主体となって、科学教育研究に取り組み、理科の物理・化学・生物・地学、算数・数学の分野について、学習内容のシラバス・カリキュラム・指導方法・教材開発等が行われた。その背景や研究成果を基に、わが国の科学者が一体となって取り組んだカリキュラムの姿を追跡した。
2.理科嫌い・理科離れの状況については90年代に活発化した調査研究を総合的にまとめあげることで、状況を明らかにし理科嫌いの原因と問題点を追求し対策を考えた。また、インターネットやデータベースを利用して言葉の分析を行い、理科嫌いと理科離れの違いについて明らかにした。理科嫌いと理科離れはほとんど同時に使われることが多いが、他の教科では「離れ」よりも「嫌い」が多く用いられ、理科のみが「離れ」が多くなっている。この原因はマスコミで多く取り上げられることに起因していると考えらる。
3.最後に、最近の科学者の教育に対する取組みについて、雑誌論文と日本学術会議物理学研究連絡委員会の提言を通して、科学者が教育についてどのように考え何を思っているかを明らかにした。

報告書

(3件)
  • 1999 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1998 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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